ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

Like a サプールのHoliday

まだ寒い時期、なんとなくネットで見て可愛いなと思って、ほかに持ってないしいいかと思って買ったワンピースがある。

 

可愛いとは思うんだけど

なんとなく自分が着るのに違和感がある。

 

たまたま着てるところを見た友人は

珍しさもあって褒めてくれたけれど

 

なんか、やっぱり好きじゃない。

 

私は服に頓着のないほうで

買い物も得意じゃないし好きでもない。 

 

だからオシャレからは程遠い。

 

ただ、最近ようやく自分がご機嫌になる服装がわかってきた。

 

自分が好きと思うかはもちろんだけど

「こう見られたい」と思う理想を叶えてくれるものに近い服装、かな。

 

 

電車なり街中なりで見かけた

自分が「この人素敵だな」と思う人が

逆に「この人素敵だな」と思ってくれそうな服。

 

それがわたしのしたい服装だなと思った。

 

結局のところ人の目?って感じだけど

自分で自分の姿は見ることができないわけだし、他の人が見たときにどう感じるか、どう見るか、どう判断するか、で

 

わたしはこう感じられたい、見られたい、判断されたい!

 

と思うから

極力分かりやすい服でいたい。

 

 

細身のパンツに軽いヒールの

キャリった格好も嫌いではないけれど

 

Tシャツにゆるめのパンツにスポサンという

ゆるいチルい格好のほうが好きだ。

 

そもそもずっとショートヘアなのだって

そういうことだったんだろうと思う。

 

少しマイノリティーです、って

自分持ってます、って

アピールしたい気持ちが多分にあるからだと思う。

 

それが服でもできるようになってきたというか。

 

色もほとんどモノトーンで

たまにメガネとか帽子とかをつかってみたりして。

 

 

そうやって服で自分をうまく表現できた日は

遠回りしたくなるし帰りたくなくなるし

そして少し人にも心を開ける。

 

これがわたし!ベストオブわたし!

いまめっちゃわかりやすいよ!見て!って。

 

 

ファッションにめっちゃこだわりある人って

すごいなぁと思いつつ

自分とは違う世界だな、とか

そういう趣味の人なんだな、とか

少し距離を置いてきてしまってた気がするけど

 

勿体ないことしてきたな。

 

 

そんなこと考えてこなかったから

持ってる服では限界があって

でも服ぼんぼん買える余裕もないから

 

今日好きな服着れたな、ってときは

外に出かけたくたるわけだ。

 

サプールというのは

世界最貧国のひとつと言われるコンゴ共和国に存在する、"世界一おしゃれな男たち"といわれる集団だ。

 

年収の4割を海外の高級ブランド服につかうといわれているらしい。

SAPEULと書くらしいのだけど、「お洒落で優雅な紳士協会」という意味のフランス語頭文字を省略したものだとか。

 

サプールに属する人たちがするファッションのことはサップというのだけれど、このサップには3色以内のコーディネートが原則、というルールがある。

 

自宅から目的地(協会やBARなど)までの間、街中を気取ったポーズを取りながら歩く。

 

人から見られることを意識して、

服はもちろん、目線や歩き方にも気を配るらしい。

 

かっこいいな、サプール。

 

alaska jamというバンドの「fashion」という曲の歌詞が今日のタイトルなのだけど、like a サプールのholiday、なんて、もう素敵すぎる。

 

 

手持ちの服は少ないし、

高級ブランドの服なんて持ってないけど、

 

サプールのホリデイ。

たまにはそんな日をつくっていけたらいいな。

 

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ヒールを履くときに

靴下を見せるコーデが好きで

とくに白ソックスってめっちゃ可愛いと思って真似してみるのだけど、ファッジみたいにうまくいかないなぁ。

 

 

徒然なるままに

いきなりだが最近小説を読んでいない。

アガサクリスティーの「ポケットにライ麦を」を購入し半分くらいまで読んでいる程度で、どういうことかというとつまらんのだ。

 

語弊があるので言い直すと、

つまらんのは小説ではなく私自身で、小説は安定して面白い。アガサさんのミステリーは最高。

 

なんで小説を読んでいないかって、

まあ最近好みの小説にぶち当たることがなかったことと、気が触れたのか実用書とかを読もうと心がけていたからである。

 

 

インプットの少ない私の数少ないインプットの源は小説で、それだけじゃなく文章の書き方とかなんとなくの「てにをは」とか、自分以外の誰かの人生とか生き方とか、まあとにかく色んな勉強をさせてもらっているわけだ。

 

 

実用書だって面白いものは面白い。

メモしとこうと思ったものも多いし、なるほどなと思うものも多い。

 

それを活かせずにつまらないとしてしまうのはおこがましいと思うのだけれども、つまらん。

 

話題になってた「君たちはどう生きるか」にしても、なんでそんな売れたのか分からなかった。てか結局あんなに活字多いなら活字のほう買えばよかったわ。

 

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いや名著といわれるにはそれだけの理由があるわけで、わたしみたいな小娘には早かっただけなのだけれども。あと昔の本は言葉遣いとかむつかしくて読めないから漫画に逃げたのも私なのだけど。

 

 

文章を読む機会というものがめっきり減った。

 

実用書も文章だけど、あれは文章というよりは単語と単語を接続詞でつないでいるだけのように見えてしまうわけだ。

 

小説ともなれば感嘆詞やら比喩やらなんやらが盛りだくさんで、その巧妙さに感動したり共感したりする楽しさがあるわけで。

 

 

なんでいきなりこんなものを書いているかというと、たまたま某ブログを読んだからである。

 

その人は普段は音楽ライターをやっていて、その文章というのも、ほかのメディアだと炎上する(実際してたと思うけど)ような内容で、それが唯一無二でもあるのだけど、まあなかなか面白いわけです。

 

その人が別でやってる個人的なブログ。

 

たまに覗いてるのだけど、

短いのに面白かったんだよな。

 

わたしもこんな文章が書きたいと思うのだよ。

 

ちなみにこの人の他に

某アーティストさんのブログ2つもお気に入り。

 

このひとたちの文章を読むと私も何か書きたくなる。

 

私もこんなの書きたい!ってなる。

 

人を動かす文章を書くことが

私の理想だったなあと思い出させてくれる。

 

そんな文章書けたことはないけれども。

心でも体でも少しは揺らせたかな、くらいか。

 

 

面白い人になりたいと常日頃思う。

 

場の空気を読む力はもちろん

面白いことを話すには雑学だって瞬発力だって語彙力だっている。

 

つまり面白い人は頭の良い人だと思うから。

まあ天然でなんか面白いなって人もいるけど。

 

 

とにかくなんか書きたいと思って

勢いで電車で書き始めたら目的地についてしまった。

 

コーヒー屋さんが閉まるギリギリ。急がねば。

 

 

ちよっといたい もっといたい ずっといたいのにな

FM802の新生活が始まる春に向けて

ラジオを通し人と人、人とラジオのつながりを深めようというアクセスキャンペーン。

 

2006年からやっているこのキャンペーンには

キャンペーンソングというのものがある。

 

スガシカオとかくるりの岸田さんとか

まあとにかく豪華な方が参加してるのだけど

2014年に桜井さんがプロデュースした春の歌でこのキャンペーンを知りまして、2018年は尾崎世界観がプロデュースしております。

 

タイトルは栞。

文筆業でも活躍している尾崎さんらしいタイトル。

 

sumikaの片岡さんとか、unison square gardenの斉藤さんとか、フォーリミのげんちゃんとか、あいみょんとか、もうとにかく最近の邦ロック好き勢にはたまらんラインナップなのだけど、ほんとに詩的な曲なんですわ。

 

 

ちょっといたい

もっといたい

ずっといたいのにな

 

どんどん欲望が大きくなっていく

生々しさがこんなにシンプルに表現される。

 

シンプルに端的に、っていうのは

ものすごく難しいことだと思っていて

 

伝えたいからこそ色々情報をくっつけてしまうわけで、それをきちんと推敲して伝えるっていうことは、プロの仕事だよなと思うわけです。

 

春とか桜の曲って

前向きか切ないかのどっちかが多いと思うんですよ。

 

桜は咲くか散るかの歌が多いかな。

栞も桜散るって歌詞なんだけど、曲はアップテンポで力強さがあるから、不思議と切ないというわけでもない。

 

いや、多分に切なく感じるところもあるけど

それ以上に

負け惜しみとか離れ難さとか

そういう感情のほうを強く感じるわけです。

 

 

ちょっといたい

もっといたい

ずっといたいのにな

 

っていうワガママな心模様がまさにそれ。

 

尾崎世界観作詞・作曲FM802「栞」MV フルver.(FM802 × TSUTAYA ACCESS! キャンペーンソング) - YouTube

 

強がりとか素直じゃないとか

でも垣間見える可愛さとか潔さが

春独特の別れをうまく表現してるよなあ、なんて

 

思ったりするわけです。

 

 

作家さんが作詞をすることも

歌手が文筆業をすることも

多くは無くとも珍しいことでもなくて

 

某映画監督が作詞した曲は

いろんな人に歌い継がれる名曲になったし

 

表現することができるひとは

どんな形であれ非凡な作品になるんだろうな。

 

 

さて、GWだらだら遊び呆けて

GWあけの悪天候で体調崩して

まるっと2日間寝込んでしまって

まだ本調子じゃないのですが

 

いつまでもこのままでいるわけにもいかないし

気分変えていかなきゃなあ。

 

 

地球の裏の誰かのことを想う

部屋のすみで少しだけピアノを弾き

地球の裏の誰かのことを想う 

そんな日々を心から愛している

女神にそっと手紙を書いて祈る 

 

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25度前後の気温も珍しくない2018年の皐月。

 

GWは特に予定がなく

後半だけ音楽イベントに顔を出す程度で

あとはもう、ただただのんべんだらりと過ごすのみかな、と思っていたのだけれども、なんやかんやと忙しない休みになりました。

 

大阪に行こうかな、とか

実家に帰省しようかな、とか 

思わないでもなかったのだけれど

 

友人はほぼほぼ家庭持ちだし、

気を遣うのも遣われるのもしんどいなと思い

本を何冊か買ったのだけれども、見事に積ん読

 

珍しく急な誘いにもアクティブになったり

1人でこなすはずの予定に飛び入り参加があったり

 

予定外の休暇となりました。

 

 

考えること、やるべきことから

逃げているだけだよな、と思わないでもないけれど。    

 

 

相変わらず酒癖は良くないままだし、

相変わらず面倒な悩みは解決されないけれど。

 

でも肌荒れは少しおさまりました。

 

良いクレンジングをプレゼントしてもらい、

揃えやすいスキンケアを教えてもらい、

 

極力自炊で、栄養バランスまでは考えないまでも、食べたり食べなかったりの不規則は正すようにして、睡眠は相変わらずうまくとれないのだけれども、肌ストレスは少し上向き。

 

 

自由気ままにその日の予定を決めてみたり

実行したりしなかったり

わたしは誰かを想う日々は過ごしていないけど

自分の欲望そのままに生きているなあ、と

 

そんな日々を心から愛しているなあ、と

思ったりするのです。

 

spotifyを有料会員にしたので

もう散歩が捗る捗る。

 

ちなみに今日のタイトルは

yogee new wavesの「Brumin' Days」から。

MVも、美しくて人間臭くて、とても素敵。

 

 

「ひとり」ということを

とても強く実感する最近なのですが、

 

でも誰かにとなりに居てもらいたいとは

なかなかどうして思えなくて

 

寂しいとか悔しいとか羨ましいとか

でも心地よいとか、いろんな感情が交錯して

マーブル模様の頭と心。

 

 

満たされない部分

満たしてほしい部分

 

きっと、わたしのそこを埋めているのは

エンターテイメントだと思う。

 

友人、知人、感謝すべき愛する人たちはもちろんだけど、自分にとっての特別な何かでないと埋まらないものってきっとあると思っていて、

 

それがたまたま音楽や映画だっただけで

それは人生を彩ってくれる素晴らしいものなのだけれども、周りの多くの人とそれが異なるだけで、少し生き辛かったりもするわけで。

 

 

自分のブログをパラパラ見返していたけれど、2016年くらいが1番充実していたな。

 

生活じゃなくて文章が。

 

 

今はただの掃き溜めみたいになっていて

まあそういうものでいいんだとも思うけど、

 

なんだか今の自分の文章って

偽物臭くて偽善者臭くて嫌だなあ。

 

 

暑い日も多いというのに

お湯をためてお風呂に入る回数が増えました。 

 

その度にブログを書こうと思いつつ

熱めのお湯なのでのぼせてしまいそうで書けず

 

書こうと思ったことや書きたいことが

脳の中をひたすら駆け巡ってしまって

 

 

結局なんでもない投稿になる。

 

まあ、それもまた良しか。

 

 

 

 

 

 

 

芸術なんてその日暮らしよ

理解されたいけどさ

いつもふいに思うよ

 

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なんとも気持ち良い初夏のような気候だったので、tevaサンダルを解禁し、ワイドパンツにTシャツに、ブルゾンちえみばりのストライプシャツを羽織って、リュック背負って向かうは渋谷。

 

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ロックフェスではサンダルは履きませんが(踏まれるとクソ痛いから)、この日はチルいオルタナ勢のライブイベントだったので。

 

 

まあ夜はさすがに肌寒くて

風邪ひいて喉痛めてしまったのはここだけの話。

 

 

話は変わるけど部屋の芳香剤を変えた。

 

女子力、主婦力ともに皆無なので

適当にAmazonで買ったのだけれども

これがどうにも良かったのか悪かったのか。

 

香りが思い出の香水そっくり

 

その香水の思い出は

もうかれこれ10年ほど前のことになるし、

芳香剤の香りよりも

もう少し甘さは控えめだった気がするけれど。

 

 

目覚める時と眠る前に

ふんわりその香りがするものだから

 

ああ、元気してるのかなーなんて思ったりする。

 

ものを長く使うひとだったから

もしかしたら香水は当時のままかもしれないな。

 

どうして何年も何年も

その人に執着したのか分からないけれど

 

今はそのときの自分が少し羨ましい。

 

 

芸術なんてその日暮らしよ、ではないけれども

わたしの恋愛もその日暮らしだ。

 

 

独占欲が無くなってしまうと

どうにもきちんとした恋愛ってできない。

 

30歳手前にして

いつまでもふらふらふらふらしていて

恐らく世間の大多数からは白い目で見られるであろう生活をするのは、わたしだって勇気がいるのだ。

 

なんとも思ってなさそうに見られるけれども

そんなの虚勢だし虚栄だ。

実際なんとも思ってないときもあるけれど。

 

 

良い天気が続く。

外に出なきゃなあ。

 

行きたいところはたくさんあるのになあ。

 

GWは暇だけど

交通費がバカらしくて帰る気にならないし。

 

 

渋谷のライブイベントは

珍しく友人と一緒だった。

 

誰かと行動を共にするのって

楽しかったんだなあ、と思った。

 

分かち合ったり共感し合ったり、

意見の食い違いを楽しむということを

随分と久しぶりにした気がする。

 

フットワークの重さには自信があるけれど

人見知りとか言ってないで

外に出よう、人と会おう、と

思ったりした週末でした。

 

 

最近更新頻度が高いのは

元気なわけでも不健康なわけでもなくて(体力的ではなく精神的にね)、よくお風呂に入るから。

 

ほとんどシャワーだけの生活だったのだけど

1,2時間ほどボーッとしたりするこの時間が

最近はとても大事な時間。

 

眠いなあ、と同じくらいの頻度で

お風呂入りたいなあ、って言っている。

 

 

 

thanks for comming! see you.