ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

春、恋に落ちて

3番線に悲しい音が流れた

曖昧な誓い 会いたいが痛い バイバイが聞こえなくなるように

 

春、恋に落ちて

耳を澄まして 君を探して 僕は誰かを ついに失って

それでもいいって 君を待とうって決めてた

夏の匂いがした

 

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恒例の夏フェスに行ってきた。恒例とはいえ、行くメンバーも行く先もバラバラなのだけど、ロッキンだけは毎年行ってるなあ。

 

今年の暑さは本当に異常で、Tシャツはすぐにビショビショになったし、飲んでも飲んでもポカリが足りなかったし、ステージ移動もままならず、珍しく大人しくしたフェスだった。

 

2年前に出会って、去年まではよく聴いていたバンドが、今年はそこそこ大きなステージと1番大きなステージに上がっていた。

 

聴こうか迷ったけど、

春、恋に落ちて 今は夏の匂いの中で生きている自分にはここ以外のステージは無いな、と思って2つのステージを往復していた。

 

いい加減ここに書くことも無くなってきたのだけど、この歌詞を引用しよう、と思ってスクショしているものがまだ沢山あって、煎じてどんどん薄くなっていく自分を眺めながら、たまにこうして長めの独り言を書く。

 

 

11〜13は実家に帰ることにした。

まだ新幹線のチケットを買っていないし、友達にも声をかけていない。帰ったところですることはないのだけど、こっちに居てもすることはないので、酒浸りの週末を脱するためにも帰ってみることにした。でも前日くらいにやっぱやめたってなるかもなあ。帰っても何もないしなあ。

 

8月に入った瞬間

暑さは変わらないのに、なぜだかもう夏が終わるような気がしてくる。夏が終わって、気がつけば日が短くなって、きっとまた新しい年が来る。

 

置いてけぼりなままだなあ。

 

居場所なんてものいつだって流動的

忘れてた面影をまた追いかけてみても

なんかな虚しい

どこにでもあるような話じゃない?

夏の扉が閉まる

 

振り返ればもう進めなくなる予感

答え合せを今更しても意味がないし

 

パズルみたいな映画が観たいな

Checkしてみるよ 好きそうなやつ

でも仮にハズレを引いちゃっても

B級でもいいよ、きみとなら

 

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酒癖が悪かった春。

酒浸りになっている夏。

 

欲しいものがたくさんあるのに、7月の出費のほとんどがお酒だった。家では飲まないけれど、お酒に逃げて逃げて、誤魔化している、わたしの夏を。付き合ってくれる友達に感謝だなあ。

 

タイトルと書き出しはsummer gateという、きのこ帝国のボーカル佐藤千亜妃さんのソロ曲。クロノスタシスを彷彿とさせる。夜の街をご機嫌に歩くMVが素敵だ。

 

居場所なんていつだって流動的

 

この歌詞がとてつもなく好きだ。

 

引っ越したいと思いつつ、面倒臭さや経済的理由でもう3年以上同じところに住んでる。わたしはあまり住居を変えない。大学時代もまるっと4年同じところに住んだ。

 

でもその4年間のうち、半分くらいしかきちんと住んでいなかった気がする。だらだらと半同棲みたいな生活をしていた。

 

こっちに来てからはきちんと住んでいるけれども、寝に帰るだけだったり朝帰りしたり、結局わたしは家を大事にしていないなぁと思う。

 

そういう物理的な居場所もそうだけど、例えば友人関係であったり男女関係においての居場所って、本当に流動的だと思う。

 

環境が変われば変わる。新たな出会いも別れもある。いつだって流動的。その言葉で少し気持ちが軽くなった。流れて動く。そういうものだ。

 

流れ動いて行き着く先なんてない。例えば守るべき家ができたとして、それでも世界はその家だけじゃない。中心が家だとしても、そこを軸に動く外の世界での居場所はきっと流動的だ。

 

音楽に救われているなあとよく思う。

 

感情や心は言葉にするだけで急に形を持つ。形になるだけでどうしてか気持ちが落ち着く。

 

そんな言葉をわたしも生み出したいと、こうやってダラダラと書くことで生きている。でも生かされてばかりいる。

 

call me in your summer

あいさつはいらないよ 僕の名前を呼んでほしい

どんな言葉もいらないよ 僕の名前を呼んでほしい

幸せって気付けないなぁ 

むせかえた夏のせいだね 表情が鮮烈だ

 

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7月がそろそろ終わる。

お洋服ももうAWが出てきてる。お洋服の好みが変わったのが最近だから、秋冬はどういう服を着たいのか、まだあまり分からない。去年はどんな服を着ていたのだっけ。

 

8月はあんまり予定がないな、お盆は帰ろうかどうしようか。そんなことを考える。9月にフェスとライブの予定が3つあって、8月は1個だけだ。

 

今年の夏は夏の曲をたくさん聴いている。Spotify有料会員になってからというもの、わたしの移動時間はとても有意義なものに変わった。

 

夏のはじまりや浮かれたナンバーから、夏の終わりや切ないナンバーに変わるのはいつ頃からだろう。お盆を皮切りに色々変わっていきそうだ。

 

 

she is summerが最近のヘビロテ。

まあこれはサブスクに出てないのでyoutubeで聴いてるのだけど、そのうちiTuneで買うかな。she is summerってすごいアーティスト名だよなぁ。そんな彼女の曲が今日のタイトル。

 

少し前に観た映画も似たようなタイトルだったなあ。君の名前で僕を呼んで、ってやつ。とても美しい映画だった。

 

 

call me in your summer

切ない言葉だなあ。

 

夏の夜はドラマチックだ。

 

夏の夜は、電車の時間が許す限り街をふらふら歩き回っている。

 

きのこ帝国のクロノスタシスのMVよろしく、頭でメロウなビートを刻みながら、世界に1人だけのような気持ちで人混みの中を歩くのが好き。

 

あの微妙な寂しさと不安が、夏の夜の湿気た空気にとても合う。

 

そういうとき、いつも片手にはコーヒーを持っているのだけれど、350mlの缶ビール買って君と夜の散歩がしたいなぁなんて思ったりもする。なんで350mlの缶ビールなのか分かってくれる人が好きだ。

 

 

週末の予定は台風で流れそう。

流れて欲しくない予定の日が流れそうで、流れて欲しいなと思う日には台風が去っていきそうだから、世の中うまくいかない。

 

 

たまらない夜にしよう

今夜だけ火をつけて

戻れないように全部 全部燃やして

 

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買おう買おうと思って中々買えずにいた2足目のビルケンはブラウンにした。

 

書きたいことはたくさんあるのに、吐き出したい残したい気持ちもたくさんあるのに、なんでだろうなぁ、書けなくて。

 

即物的なものに逃げている最近は、映画を観てお酒を飲んで漫画を読んでいる。漫画にめっちゃ課金してしまって後悔。これだから電子書籍系は怖いんだよな。

 

たまに行く東京タワー近くのコーヒー屋さんでビール屋さんを色々教えてもらった。1人で行けるお店が欲しいなぁ。行ってしまえばいいんだけど、どうにも勇気が出ない。

 

夜時間を持て余すとフグレンコーヒーに逃げてしまう。帰りたくない日が多い。まあほとんど家で仕事してるわけだから、たまに外に出た日は外を満喫したいだけなのだけど。

 

 

誰かと会いたいような、誰にも会いたくないような、今週はそんな日が続いてる。先週までわりと予定が詰まっていたせいかもしれないけど、そんなの言い訳で、本当の理由は分かってる。

 

恋愛ソングに共感ができない、わたしはもう恋愛をすることがないかもしれないな、と寂しいような清々しいような心持ちになっていたほんの数ヶ月前の自分は驚くだろうか。

 

分かっていればたまらない夜にできただろうか。いや、たまらない夜には違いなかったけれど、火をつけて全部燃やすことができていれば、こんなに辛いことなかったのかな。もしかしたら燻っているだけで、全部燃やせているのかもしれないけれど。

 

あのとき頭にdrawingが流れたことは偶然じゃなく必然だったのかな。おかげでまた聴けない曲が増えちゃった。

真空パックしておきたい、おけたかな。おけないほうがいいのだろうけど。

 

胸につっかえているトゲトゲしたモヤモヤも、きっとなんの意味もないLINE1通で吹っ飛ぶんだ。こんなに弱々しい自分いやだなぁ。

 

もっと可愛ければ

もっとスタイルがよければ

もっとセンスがあれば

 

たられば たられば

 

いやだなぁ。

 

ごらんよ この白い朝

アイスコーヒーと空

ガリガリ君と空

共通ワードは「暑い」ただそれだけ。

 

白い空はすでに消えて、もう青しかないような空だったけれど。

 

いつか誰かが言っていた

同じものを同じように感じられるって幸せだ、と。これはそれに近い、ただの偶然。

 

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今更ながらサプリという漫画を読んだ。28歳でこの漫画を読んで良かった。子供でもない大人でもない、今の自分で読んで良かった。

 

仕事をしている女に、時々男は必要だということ、それがどんな関係であれ、そのことを肯定してくれている作品に出会えてよかった。

溺れて藁をつかみたい時、うまく息が吸えなくて深呼吸したい時。藁にも酸素にもなってくれる都合の良い男が必要なことは時々ある。

でもきっとそれはお互い様なんだよな。

 

その必要がお互いに時々じゃなくなったとき、そしてそのタイミングが同時だったときに起こる化学反応に名前があるとしたら、それが世間では愛とか恋とか呼ばれてるやつなんじゃないかな、と思う。

 

 

いつかの夜、頭の中でずっとMr.ChildrenのDrawingが流れていた。

 

この素晴らしい 煩わしい 気持ちを

真空パックしておけないもんかなぁ

 

もう15年程前に出会ったこの曲は、私の人生を決めた1曲でもあった。

 

私に時々つかめる藁があるとき、大体なにかしらの音楽が頭に鳴っている。他愛もない会話の中にあった音楽であったり、自分の心が共感した音楽であったり、たまに願望だったり。

音楽が鳴らなかった人も居るけれど、今思えばそれはあんまり心が動いてなかったのかな、とも思う。まあそれは色々だから置いておこう。 

 

 

真空パックしたい夜だったんだろう。

髪の毛と身体から同じ香りがする、そしてその香りがより強く匂い立つその距離を、その香りを。藁を掴むはずが危うく溺れてしまいそうになる矛盾、そんな夜。

同時にキイチビール&ザ・ホーリーティッツのたまらない夜も鳴ってたな。

 

形容詞を無難なものに変えて、溺れないように息をする。それはそれで難しいのだけれども。

 

サマーヌードでも聴くか。

時が溶けてゆく真夏の夜

夜風は冬からの贈り物

こんな洒落た歌詞、よく書けるよなあ。

 

thanks for comming! see you.