それもそのはず、今年は終戦から70年目の年です。
わたしは割と歴史好きで、
第二次世界大戦についても色々興味を持っておりました。
せっかく東京に来たので、
靖国神社に参拝をし、映画を観ようと思い出かけましたが、
観た映画があまりにも強くて、
そのまま帰路につきました。
本当はもうひとつ観る予定だったのですが、
それは水曜日に繰り越すことにします。
野火。
80分程度の作品ですが、
耳を塞ぎ、何度目を背けたか。
レイテ島での日本兵の生き様が描かれています。
監督であり主演の塚本晋也さんの
眼光といったら、凄まじかったです。
個人的には森優作さんの演技も
素晴らしかった。セリフはちょっと棒やけど、
なんやろうか、あの表情はすごい。
これまでも戦争映画はいくつか観ていますが、
グロさはダントツでした。
よくここまで描いてくれたな、と。
アメリカと日本が戦争をしていたことすら知らない世代もたくさん居るそうです。
戦争を知らない人が居ることに
憤慨したほうがいいのか、
それとも
それだけ平和な国になったのだと、
70年の重みを感じたほうがいいのか。
きっとどちらも正解です。
8月中には靖国神社に参拝したいと思います。
そしてその命を、繋げるように。
「この国の空」と「日本の1番長い日」も観に行こうと思います。
わたしは知っておきたいと思うんです。
自分がここに生きていることの重さを。