読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

4年前のわたしとバッタリ会ったから、ちょっと思い出話。

Facebookでたまに出てくる、

【○○年前の今日】
 
この前、4年前の9月中旬の投稿がでてきたわけです。
バイト最終日のときでしたね、
時給800円、22時からは時給1,000円のバイト。
 

f:id:satton004:20150912233448p:plain

 
 
この22時からの時給は、バイトの子の奮闘の結果でもある。

ずっと時給800円だったんですよ。
昔そんなバンドいたよな。
 
 
好ーきーでー 好ーきーで
死ーぬーほーどー好ーきーでー
みーじーめーな程まーだー好ーきーすーぎーて
 
カウンターと4つほど席があるだけの、雑居ビルの2階。
ゼミコンで使ったときに
お酒もお料理もおいしくて、

いわゆるダイニングバーなんだけど、学生も社会人さんも来る
カジュアルで落ち着いた雰囲気で、
 
帰りに見かけたアルバイト募集のチラシを見たのがキッカケ。
 
そういえば地元でバイトしてたときも
カプリを選んだのは接客が素敵だと思ったからなんだよな。
 
 
当時から自分が好きだと思ったものに身を投じたがってたみたいですね。

クソ生意気ですね。
 
 
無事に始まったバイト生活は
そりゃあもう楽しくて。
 
オーナーと入る日は憂鬱だったけど、
兄と姉のような年齢の店長と社員さんと入る日は、ひたすら楽しかったことを覚えてます。
 
店長(以下しも君)は料理が本当に上手で、
社員さん(以下まりさん)がお客さんの顔と名前すぐ覚えるし、
会話は面白いし、キッチンの補助からドリンカーまで何でもこなす。
 
 
私ともう一人居たバイトの子は、今でもとても仲良しだけど
この当時は同じシフトに入ることが無かったので、あまり接点がなかったんですよね。
 
 
まりさんが辞めることになり、
そのへん気遣いでマメな私は色紙をプレゼントしようと提案。
気遣いでマメだからって素敵な発案ができるわけでは決してないんです。
 
 
そんなこんなで西宮北口のACTAにはいっているマクドナルドで色紙作り。
この際に仲良くなったわけですね。
 
 
同じクラスに居たら多分仲良くなっていない。

ただ好きなものが同じで、
その中のものは別物が好きだから

お互い良い刺激になっていたんです。

例えば音楽好きだけど、私はバンドが好きで、その子は大橋トリオとか星野源、みたいな。
 
 
さて、無事に色紙をつくりあげ、
バイト先には常連さんがたくさん。
 
最寄駅から家までの帰り道にふらっと立ち寄るお客さんが多かったので、
皆さんとてもよくしてくれました。
 
 
広告代理店に勤めるズブロッカ好きのお客さん
映画や本をたくさん教えてくれて、
私にとっては本当にキーパーソン。
 
また会うことができたら一緒にお酒を飲みたいんですが、
名字しか知らないんだよなぁ。
Facebookでも探せない。
 
 
いつも酔っぱらっていて
顔を赤くしてくるお客さんは

よくバイト前に西北をプラプラしていると遭遇しました。

誕生日にケーキを持ってきてくれたり、
会社の人やお友達を連れてきてくれたり、
酔って転んで怪我して、
頭に包帯まいてきたり。
 
 
宝山をボトルキープしていたダウンタウン松本をおおらかにした感じのお客様は、
ポールスミス好きでいつもオシャレで、可愛いおじさまでした。

バイトの子と3人でご飯を食べに行き、
お誕生日にケーキを出してあげたら
写真なのに手を振るからブレブレでした。
可愛い。
 
 
整骨院のお兄さんはいつもシャンディガフで、
今はなき西宮北口ドトールで遭遇したり。

地元に戻って独立するとのことでしたが、
引っ越す少し前から一緒に来るようになった美人なお姉さんとは
その後どうなったのかなぁ。
 
 
年中日焼けなのか元々黒いのか、テカテカしてたイケメンのおじさんは
だいたい夜中3時まで居座っていた。 

後ろから背中を「よっ」という感じで軽叩かれるのも苦手らしく、
変なところがデリケートでしたね。
 
 
近くの安くておいしいお好み焼屋さんに寄ってからうちに寄ってくれる常連さんは、
会話が続きにくかったんだけど、

だからこそ気が向いたときにポロポロ喋ればよかったから、ある意味気が楽でした。

お子さんが産まれて、ボトルに3人の(奥さんとお子さんは妄想)イラストを描いたら 
少し照れくさそうににやにやしてくれて、嬉しかったのを覚えています。
 
 
 
そんな愛すべき常連さんたちに
お花やお酒をいただいて、まりさんは卒業していきました。
 
 
そこから同じシフトになることが多かった私と例のバイトの子(以下あいりちゃん)。

さらにさらに仲良くなって、まりさんもたまに遊びに来てくれて、
なんとかかんとかやっていけました。
 
 
今の私って
基本はもちろん幼少期にできているんだけど
 
なんていうのかな、そこに奥行きができたのは
ぜったいこのアルバイトのおかげ。
 
 
意識高い系の人たちみたいに
人との出会いが価値!!みたいなとこまでいかないけど
 
※だってつまんない人も合わない人も居るし。
 
ここでの出会いは
確実に素晴らしいものだった。
 
 
 
なんでそのバイトをやめたかって、
新しくきた店長と笑っちゃうくらいに馬が合わなかったからです。
 
 
 
まりさんが辞め、しも君が辞め、
一時期はあいりちゃんも辞めたお店。
 
 
ここで私まで辞めたら常連さんに申し訳ない!みたいな
意識高い系バイトみたいな感じになって
 
がむしゃらにやってたんですけど、
 
 
小さいお店ですから、
人が変われば雰囲気も変わる。
 
 
あまりのストレスにタバコに手を出しまして
(むせるから吸えないまま捨てた)
大学も残り半年だったので、すっぱりサヨナラしたんです。
 
 
短期バイトや派遣バイトで生活しつつ、
大学生活しっかり楽しんでました。
 
 
4年前の私は
今思い返しても人生で1番ハッピーやったと思います。
 
 
人と会うのが好きで、話すのが好きで。
 
 
22歳のお誕生日に友達がくれたお手紙には、
「自分の話をしてくれるようになって嬉しい」と書かれていて、
 
 
大学に来て心底良かったと思いました。
 
 
あともうひとつ、そう思わせてくれたエピソードがあるんですが、
それは、まだ内緒。
thanks for comming! see you.