ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

26歳の瞬間はアスファルトの上

26歳の瞬間は路上だった。

コンビニに寄って、目的地へ向かう途中の道すがらで、
私は26歳になった。
 
 
振り返れば東京タワーが見える。
 
 
「なかなかロマンチックじゃねーか」とか思いながら
ファミマで買った牛乳プリン片手に颯爽と歩く。
 
 
自分へのプレゼントはいろいろ考えているのだけれど、
 
・こたつ布団
・ベッド(まだ買ってないんかーい)
・布団カバー(ZARAHOMEでほしいけどクソ高い)
・ケトル(壊れた)
・ドライヤー(古すぎてちょっと焦げ臭い)
 
と、ほしいものは際限なく出てくるわけで、
結局「金ないわ」ということで牛乳プリンに落ち着いた。
 
 
というか1番ほしいのはMacだった。忘れていた。
 
 
今は「暇な女子大生が馬鹿なことやってみるブログ」の本を買おうと思っている。
クソ面白い。わたしもこんな文章が書きたいと心から思う。
 
 
ただ久々に本屋に行ったら読みたい新書が大量にあったので
 
しばらくは我慢だな、という結論に至った。
 
 
来年再来年あたりに文庫化された本たちを見て、
この日のことを思い出すのだろう。
 
 
本屋に行くと生活費の心配という理性が吹きとぶので、
まじでガス代どうしようってときは本屋に行くのをやめることにしている。
 
ついでに映画も。
 
 
ここまで書いていて
 
なんの脈絡もなく、なんの着地点もなく
ただ思いつくままにペンを走らせるという行為は
 
こんなにも気持ちがいいものか!と、いささかびっくりしている。
 
無論、走らせているのはペンではないのだが。
 
 
普段仕事で文章を書くときは
やはりなにかと制約がついてしまうので
 
それでも書くことで賃金を得ていることは
本屋にも行けない私の唯一のプライドではあるのだが
 
 
ストレスがたまらないこともない。
 
 
今日も急な打ち合わせに呼ばれ、
東京のダンジョン、新宿を疾走した。
 
目的地が見え出したあたりで
「やっぱイラネ('ω')ノ」と言われた。
 
アラサーの女子の全力疾走をなんだと思っているのだろうか。
 
 
 
面白い文章をクソ真面目に書きたいときもあれば、
仕事についてクソ真面目に書きたいときもあるし、
赤裸々に恋愛ネタを書いてみたいとも思う。
 
恋愛についてはしばらく純なものに縁がなく、
マジの赤裸々になる気がするので置いておく。
 
 
こんな私ではあるものの
なにかと声をかけてくれる友人は居たりするのだから
世の中捨てたものじゃない。
 
 
というわけでこれかもくどくどと下らない文章を書こうと思う。
 

 

thanks for comming! see you.