ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

だけどここに孤独は無いな

はしゃぐと汗をかくことに気付いた

音に任した気持ちいい夜だ

言葉も交わせない程のミュージック

だけどここに孤独は無いな

 

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人の中に居る時は孤独を感じるが

自然の中に居る時は孤独を感じない

 

と言った文豪が居るらしい。

日本か海外か忘れたけれど。

 

あーその通りだなと思ったのが

確か中学か高校の頃。

 

10年以上経って、音楽もそうだなと思う。

 

音にまみれていると、孤独を感じない

そんな気がする。

 

フェス会場をひとりで歩いていても

ライブ会場にひとりで突っ立っていても

 

そしていま、空港のカフェで大勢の人に紛れてひとりでコーヒーを飲んでいても。

 

そこだけ自分の世界のように感じるなら

それはきっと孤独を感じるということになるけれど、

 

そこに音楽が入るだけで

自分の世界がイヤホンの先の世界と入り混じって、自分だけの世界ではなくなる感じ。

 

 

メンヘラみたいな恋愛がしたいなと

久しぶりに思ったのは

いきなり寒くなった気候のせいかもしれない。

 

そもそもきちんと恋愛をしたのが5年以上前なので、いま恋愛をしたら否が応でもメンヘラになる気もするが。

 

そもそも恋愛は感情の振り幅が大きくなるから、メンヘラになりやすいだろうな。

 

学生時代は結構恋愛至上主義だった。

誰かに必要とされる、愛される、求められる、それが自分のアイデンティティであったかのようにひたすら恋愛をしていた気がする。

 

確かに自分の知らない自分が垣間見える恋愛は面白かったし、人間の感情の豊かさや醜さや鮮やかさが交錯するのも興味深かった。

 

わたしの恋愛至上主義は結局そういうところだ。

 

ウザかっただろうなと思う。

 

今のわたしは恋愛至上主義どころが恋愛とはなんぞや状態。

 

誰かを慈しむ気持ちが理解できなくて

想像すら追いつかなくて

 

やっぱりわたしは恋愛なんて無理だなと思ってしまう。

 

そんなわたしが

不安になったり、怒ったり、喚いたり

そんなふうになるのだろうか。

 

自分という殻がどんどん強くなって

その殻を破るのが億劫で億劫で仕方ない。

 

でもそろそろ飽きているのも事実なのだけど。

 

孤独をいろんな方法で紛らわすことに慣れてしまって、わたしはどんどんワガママになって。

 

 

わたし ワタシ 私

 

 

thanks for comming! see you.