歩幅を合わせて歩いた
転ぶと分かっていたけど
痛みも忘れてしまうの
あなたは優しいから
8センチのピンヒールで駆ける恋
ねぇ 私のこと全部分かるって言ったけど
あなた何も見えてなかった
この涙はね あなたの全てを盗むため
真っ白いハンカチにつけた染み
チャットモンチーが解散って聞いて
ああ、わたしのひとつの青春が終わるんだなって、30歳手前にしてまだそんな甘いこと言ってるのかってなるんだけど、そんなことを思ってます。
もう年明けてから色々ありすぎて、
色々あったがゆえに書きたいことが沢山で、
それはわたしが書くことで頭の中や心の中を整理しているからで。
頭の回転が早いと勘違いされているけど
ぜんぜんその逆で
言葉を咀嚼しないと飲み込めなくて、
だから返す言葉も紡ぎださないから、
時間のかかる「書く」作業がいるだけなんだ。
質問ある?という言葉が苦手。
質問できるほど理解できていないから。
8センチのピンヒールなんて、
もう10年近く履いていない。
大学の頃はヒールばかりだったのに、
今ではたまに履くヒールにあくせくしている。
それもたった3センチや5センチで。
頭で分かっていることができない不思議。
絶対安全な道が目の前にあって
でもわたしはその道を踏み外さずに歩いていく自信がなくて、むしろ踏み外す自信ばかり湧いていて、
絶対ハッピーエンドにならない道が
何がゴールかも分からない荊だらけの道が
少し余所見したらそこにあって、
面白半分で足を踏み入れたら、荊に絡まって痛くて身動き取れなくなったりして。
大切にされるとか、大切にするとか、
具体的にどういうことかが分からない。
大切にされるってなに?
大切にされるにはどうしたらいいの?
大切にするってなに?
大切ってなに?
8センチのピンヒールは今にも折れそうだ。