ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

わかりやすくてごめんね

それはもう典型的な 失って初めて気付く系の

ありふれた気持ちで わかりやすくてごめんね

 

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どっちでもいいのに

そんな事はもうどうだっていいのに

もうやめた もうやめた

もうこんなことやってられるか

もう決めた もう疲れた

今日でやめてるよ クソ クソ クソ

あっ、嘘 こっち見て

ねぇ、ただ好きなんだ

ついにようやく言えたとも

今更なに言ってるんだとも言える

 

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5月やたら更新するなブログ。暇かよ。

暇かといえば案外そうでもないんだけど、書きたいことがめっちゃ溢れてきてます。いいのか悪いのか。

 

ずっとオルタナとかシティーポップの音楽を聴いてる2018年、一瞬メンヘラソングに傾倒したんですけど、またメンヘラソングに傾倒してきた。

 

前回はあいみょんとかshe is summer、メンヘラではないけど久々にsalyuとかも聴いてたんですよ。

今回はクリープハイプです。久々にずっと聴いてる。2015年あたりはめっちゃ聴いてたけど、3年ぶりに尾崎世界観に戻ってきた。

 

男のメンヘラ最高!って思うんだけど、わたしのいうメンヘラって束縛すごいとか愛情ありあまってDVぽくなるとかそういうのじゃなくて、女々しい男のことなんだよな。

 

わかりやすいのがback numberですよ。

あとmy hair is bad。マイヘアに至ってはもう開き直りとかストーカーチックなのとかあって本当に最高なんだけど、クリープハイプはそこにエロも入って来るから尚更たまらん。

 

女々しい男って愛しいんだよな…

 

先に言うとわたしは下ネタは得意ではない。下ネタというか下品な言葉を発するのは得意ではないんだけど、ただエロスというものについて語るのは好きだ。そこには人間の本能とか本質とかが潜んでいるわけですし。

 

 

話を戻そう。

 

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そもそも聴く音楽が変わるときって心境になんらかの変化があるときで、つまりわたしの心に変化があるわけで、つまりそれは新たなる登場人物が出現したことを指すわけだ。

 

 

ブログの更新頻度もそういうことだろう。

時間ができてネットで色々読むことが増えて、それで書きたい欲ぶぁぁぁああん!ってときもあるけど、この記事に関してはただの心境の吐露だ。

 

 

クリープハイプの「ただ」って曲なんだけど

 

今日でやめてるよ クソ クソ クソ

あっ、嘘 こっち見て

 

ってところがもう愛しくて愛しくてしゃーない。そして分かる。よく分かる。

 

もうやだ!とか思いつつ

どこかに行っちゃいそうになったら

タンマタンマ!待ってよ!ってなる。

 

いや別に今はもうやだとか思ってないけど

過去に恋人に嫌気がさしたときなんかは割とこのパターンあったなあとか思って。

 

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人間て承認欲求とか自己顕示欲とかエゴとか、そらもう様々な面倒くさい感情を持ってるわけですね。

 

だから音楽に限った話ではないのだけど

かっこつけてる作品がほとんどなわけさ。

女性の場合はヒロイン感出過ぎてるものが多い。

 

会いに行くとか幸せにするとか

会えないと震えるとかあたしはカブトムシとか。

 

そんな中ね、「嘘だよ、こっち見て」なんていう弱い部分をさらけ出しちゃうクリープハイプな。かっこいい。

 

そもそも女々しい男が好きだな、と思ったのはMr.Childrenの「HERO」って曲からだ。

 

”例えば誰か1人の命と引き換えに世界を救えるとして、僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ”

 

なんだよこれ、神曲だよ。

そんな正直なこと、全国民に届けちゃうんですよ、俺卑怯者で小心者だよって。言える?無理だろ、言えるって断言する人居たらもらってくれ!

 

 

女々しさを出せる人って正直であざといと思うんですよ。あざとい人って賢いからね、好き。

 

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尾崎さんは執筆業もしてるくらい

その文才というか、そういうものが高く評価されているのだけれど、赤裸々に表現できるって、そういうことだよなと思うわけです。

 

そんな赤裸々に感情ぶつけられてみたいし

わたしもぶつけてみたいし

 

そんなこと考えてたらクリープハイプばっかり聴いてた。

 

今度会ったらセックスしようとか

どうせ最後はそうなるんだから今できることをしようとか、紳士的という言葉がカケラも感じられない下心とか本能に共感したり欲情したりしてる。

 

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画像はCDのジャケ写なんやけど

「もうすぐ着くから待っててね」って

何年も聞いてないフレーズだなと思った。

 

そもそも異性を待つということが

ここ数年無いのだよな。

 

ここで言う異性は気のある異性ってことで、男友達とかは除外してる。

 

基本家が郊外なので誰かを連れ込むことはしないし(言い方が下品なのは見逃して)、そうなるとわたしが先方に向かうことになるので、「もうすぐらつくから待っててね」は、わたしのセリフなのである。

 

言われてみたいなあとふと思った。

 

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まあそんな生々しくて女々しいクリープハイプをひたすら聴いては「エモいなー」なんて感傷に浸ってます。

 

これまでの恋愛には恋人関係だったものやそうでなかったもの含めて、思い出の曲というものがあるのだけれど、それはとある1曲だったり、とあるアーティストの曲全般だったりするのだけど、今回はクリープハイプになるかなあ。

 

どれだけ不純だよ、と思いつつ、でもその突き詰めた欲望って一瞬まわって純粋じゃない?とかよく分からないこと考えてる。

 

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必要とされていると勘違いしてしまう

求められていると錯覚してしまう

 

そのときその瞬間は確かにそうなのかもしれないけど、その刹那的なものを永遠にはできない。

 

必要とされていると実感できる

求められていると安心できる

 

言葉を入れ替えるだけでこんなに変わる。

 

 

thanks for comming! see you.