ねぇシスター 聞いてよ
私忘れられないことがあって
君と僕の最終回 その日の街灯の光も
どうなったっていい
大好きだなんて思うと通じないし
もうなんだっていい
誰でもいいって思うとしょうもないし
もう1回でいい
会いたいだなんて願いは通じないし
頑張んなくていい
最後は笑って終わって帰りたいや
台風の中コーヒー散歩に出かけて、午前中は雨降ってなかったのに、1軒目に到着したら大雨に。結局この1軒でコーヒー旅は終了。
コーヒーとお酒にいくら遣ってるのかな、と考えてはみるものの、それでわたしは私の心の健康を買っているわけだから、ケチるのはやめようと思いました。
自分の機嫌は自分で良くしなきゃいけない。大人って嫌だなあ。それでもどうしようもなく機嫌の悪い日だってあるから、そういうときは人に会わないのがわたしの最大の気遣い。
君と僕の最終回
結果的に最終回になったあの日は、晴れていて暑かった。それだけしか覚えていない。
最終回になるなんて思ってもいなかったわたしはコーヒー屋さんに寄って、一駅分遠回りをして帰った。
自転車を押して同じ歩幅で歩いてくれてた彼に、先に行けば?と可愛くない一言を言ってしまったのは何故だろう。
まあ、今となってはそんなことなんだっていいや。
また台風がきている。涼しくなるのだろうか、まだ夏は続くのだろうか。
プレイリストは徐々に夏の終わりを告げる曲が増えてきている。「tetoの9月になること」は去年からのお気に入りナンバー。曲自体はもっと前からあるけど、この曲に出会ったのは去年の夏の終わり。
いらなくなったあの首振り時計の扇風機
買わなくなった安っぽい甘ったるいアイスキャンディー
8月になれば全て蘇る気がしたんだ
なにもかもあたかも元どおりになって
過ぎ去った夏が作り出した
ぶっきらぼうな夜を少し恥じた
あなたへの想い、声、恋、遠い距離が
重なって 重なって
首振り時計の扇風機も、安っぽい甘ったるいアイスキャンディーも、8月になっても蘇らないのは分かっているけど、それでも夏の間はまぶたの裏側で蘇ればいいなと思っている。