永遠みたいな面したあと 2人は別々の夢を見る
君のおへその形すら もう 忘れてしまっている
君に会わなくたって どっかで息してるなら
それでいいななんて思って煙を吐いている
なんでこんな言葉が出てくるんだろうなあ。君のおへその形すらもう忘れてしまった、だよ?
おへその形を知ってるくらいの親しい関係が、今では煙を吐いて思い返す程度の思い出になっている。短い言葉でここまで情景を描写させるのはほんとにすごいと思う。
わたしもそういう言葉が紡ぎたいんだ、本当は。
編集の仕事ばかり貰っていて、それはそれでとてもありがたいし、ゼロから生み出すのはやはり疲れもするし、仕事としてはいいのかもしれないけれど。
音楽ブログも結構放置しちゃってるな。
こんなふうにスマホを叩くだけで書ける個人的なそれとは違って、パソコンに向かって何時間も集中しなきゃいけないのは中々疲れてしまったりする。
言葉が好き。
だから邦楽が好きで、小説も好きで、邦画だって好きだ。
なんで言葉が好きなのか。
たくさん救われてきたからだ。
名前の無い心のモヤモヤに、表現できない景色の美しさに、それでも誰かに伝えたい気持ちに、わたしはいつも誰かの言葉で救われてきた。
自分の言葉も、わたしにとっての「誰かの言葉になればいいな」なんて薄っぺらい理想で、今わたしは生活をしている。
ここまで書いて3日間くらい放置してた。
で、気がつけば8月31日だ。夏が終わる。
とはいえまだまだ残暑厳しいだろう。
季節の変わり目は曖昧なのだけれども、春から夏、夏から秋、秋から冬、冬から春、という変化の中で1番大きいのはなんとなく夏から秋な気がしている。
靴が欲しいと思っている。
秋色のスニーカーと、ローファーとか革靴みたいなものと、ヒールも1足くらい。
物欲がおさまらなくて困る。
9月の上旬、とだけ言われて入荷待ちをしている秋色リップ。
明るくしようとしてたのに、やっぱり暗くしようと待ち焦がれている美容院の予約。
自分の見た目が好きだと思っているわけではないけれど、例えば整形がしたいだとか、そういうことは思ったことがなかった。
でも今はとてつもなく思う。
もっとおでこが広くて綺麗な富士額なら
もっとシュッとした顎だったら
もっと口角が上がれば
もっと身長が高くてくびれていて胸があれば
もっと、もっと、もっと。
現状の自分に満足していない、なんて意識の高いことをいうつもりはサラサラないけど、何かしら変化がほしくてたまらないらしい。
思い返せば7月、8月と毎週末外に出ていた。とはいえふつうに飲みに行ってるだけだけで、毎度同じような友人に相手にしてもらっている。
外に出れば何かあるわけではないけれど、その日の気分と予定で着る服を考えて、化粧をして外を歩くだけで、なんだか気分が良くなることもある。
そうやって変化の無い自分に何かしらのインプットを与えようとしているんだろうな、なんて思いながら、さて9月を迎える準備をしよう。