過ぎ去った夏が作り出した
ぶっきらぼうな夜を少し恥じた
あなたへの想い、声、恋、遠い距離が重なって
暦の上では一応夏が終わり、2018年夏のラスボスですか的な強い台風が来て9月が始まった。初っ端からフェスに行って、わたしが1番夏らしいことをするのは9月だなぁ、と不思議な感覚になっている。
相変わらずtetoの9月になることを聴きながら、最近はlocal green festivalで個人的ベストアクトだったSIRUPをヘビロテし、何故か大学時代ハマっていたクラムボンも聴いている。
クラムボンは「残暑」をよく聴く。
私の頭の中には音楽箪笥とでも呼ぶべきであろうか、まあそういうものがあって、季節や感情によって色んなものが出し入れされる。器用で便利なものだ、と自分で思う。大抵はspotifyか自分のiTuneにあるという環境もまた然り。歌詞を見て改めて思い知る色々が、私を強くしたり弱くしたりする。
週末は久しぶりの大阪。まあでも、あまり人には会わない。コーヒー巡りをしようかな、と思いつつ、懐かしの西宮をふらふらしようかなとも思っている。
入荷待ちをしていた口紅が届いて、少しだけ上機嫌。デパコス、特に口紅をつけた日は、なんとなく遠回りをしたくなる。去年の冬に買ったdiorの冬色グロスは、勿体無くてあまりつかえていないままだ。つかうことに慣れるのがこれからの課題かな、なんて思う。
欲しいものがたくさんある。私は何にこんなに飢えているんだろう。それが分からない。
昔から物欲はそんなに強くなかったはずなのに。なんとなく睡眠不足が続いているせいかもしれないなあ。というか、惰眠ができなくなっただけなのだけれども。
少し早くなった夕暮れ、まだ暑い昼間と少しだけ冷たくなった風。過ぎ去った夏は何を作り出すだろう。