ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

2018年はたくさん好きなものができた

30歳を前にして思うのは、

人でもモノでもアートでもサービスでもカルチャーでも、体が動くほどに何かを「好き」になることはとても難しいということ。

 

2018年、わたしは沢山のものを好きになった。

きっと人生を振り返るとき、この1年のことは「心が忙しい1年だったな」と思い出せるだろう、と思うほどに、沢山心が動いた。

 

冬⛄️

1月から3月にかけて、仕事を終えて夜遅くからよく一緒にお酒を飲む人が居た。

仕事が終わるのが相当に遅く、でも酒量は可愛げのないもので、お酒をよく飲んだ2018年は、ここで鍛えられたせいかもしれないとさえ思う。

 

今まで関わったことのないタイプの人で、話を聞くのは楽しかったし刺激にもなった。珍しくビジネス書なんか読んだりするようにもなった。結局、振り回されて疲れて、自然と関係が遠のいたのだけれども。

 

「時間」に対しての価値観が大きく変わった。

 

 

春🌸

これまた今まであまり関わったことない人と出会って、わかりやすく春めいた時期を過ごしていた。田舎から出てきた女子大生かよ、ってテンションで。

 

服が好きになった。

好きな系統はあったけど、あくまでも自分に合いそうな系統を着ていただけだったのに、ビンテージに興味を持つようになって、instagramもアパレルを沢山フォローして、毎月ファッジを買うようになった。

 

自分の好きなコーディネートができた日は、少し遠回りして帰るのが好きだった。

好きな服を着ているだけで、街を歩くことがとても楽しくなった。

 

そして深煎りのコーヒーが好きになった。

それまで浅煎りが好きだったのに、よく行く街にとても美味しいコーヒー屋さんがあって、そこが深煎りを出すお店だったのだ。すっかりハマってしまった。今でもたまに飲みに行く。

 

 

夏🏄‍♀️

とにかくお酒ばかり飲んでいた。

ワインも日本酒も飲めるようになって、ビールもめちゃくちゃ好きになった。

 

フェスにも行ってSIRUPを好きになった。この夏以降、わたしの音楽の好みがロックからオルタナ、シティーポップ寄りに変わった。

 

それから髪を切った。

元々ショートヘアだったのに、それを10センチくらい切った。そんな髪どこにあったんだろうってくらい切って、前髪も切った。 

 

 

 

秋🍁

とにかく気分が沈んでいた日が多かった。

29歳になって、たくさんお祝いの言葉もいただいてとても幸せな日もあったのだけれども、たまに訪れる容赦なくブレーカーが落ちる日が長く続いた。ただ不機嫌が去るのを待つばかりの秋だったように思う。

 

でも、ちょっと奮発してトレンチコートを買った。このトレンチコートを着て出かける日は、わたしはいつだってランウェイを歩くような気持ちになれた。

 

そしてまたいくつか出会いがあった。

どれも楽しい友人関係になっている。

 

 

そしてまた次の冬がくる。

こうして書き連ねると、本当に沢山のものに心が動かされた、とても濃い1年だった。

 

2016年、2017年と、実はあまり良い年を過ごせていなかった。2017年に至っては「滞」が私の今年の1文字になってしまったほどだ。

 

2018年は「変」。

好きなものができた、新しい人との出会いがあった。それが私を少なからず変えてくれた。

 

働かさ方も変わった。それもとても大きい変化だけれども、日常で心がたくさん動いたことが嬉しい。そんな1年だった。

 

 

20代最後の1年は、なにか起こるかな。

 

なにか起きていることに気付ける自分で居たいと願いながら、睡眠不足気味だった最後の平成の年末とサヨナラしたいと思います。

 

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good bye,2018!

たくさんの好きを与えてくれてありがとう。

 

 

 

thanks for comming! see you.