久しぶりに映画を観てきた。
久しぶりにアップリンクまで。
フグレンでコーヒーを飲んで、1人でふらっと「火口の2人」を観てきた。柄本佑さん好きだから観ようと思ってて、前日に予告編観たらまあまあディープな映画っぽかったけど、ひたすらセックスしてる映画だったなあ。笑
そこのつながりの強さは時として理性もなにもかもを凌駕してしまう、なんとも人間臭い映画だった。誰も不幸にも幸せにもならない日常的な、でも非日常であるべきなような。
映画でいわれる「あの頃」と
数年たってお互いに離れていた期間があったとしても、それでもそうなるものなのだろうかね。
小さな映画館の
30席くらいしかないシアターは
なんとなく観客同士で少し気まずい空気が流れるようで、それも面白おかしかった。
そういえば愛の渦を見たときも、平日の真昼間で、隣はおそらく営業サボり中のサラリーマンで、なんか居心地悪かったことを覚えてるなあ。当時わたしはまだ大阪に居たんだけど。
けんちゃんが居なかったらどうしたらいいの?となおこが言うシーン、ちょっと怖くなったな。
そんな存在ができてしまったら、それを失ったときが怖くて、失えないから無理をして、結局居なくなっちゃうんだ。
思えばここ5年で続かなかった恋愛もどきは全部失う怖さが先立って、自己防衛が自分を傷つけた結果になってたなあ。
柄本佑と電話で話す父親の役を柄本明がやってたことに1番テンションが上がった。
地味にこういう親子共演するんだよね、柄本家。安藤サクラと柄本佑が共演してたこともあったなあ。なかなかドメスティックなシーンでびっくりしたけど。
あの頃、か。
写真に残したことってないんだけど
写真はやっぱり鮮明でいいなあ、と思う
とくにこういう古そうなやつって
ドラマやストーリーが詰まっているようで。