雨降っても地は固まらないや
不貞寝した私カスオブザイヤー
全然まともじゃないからさ
まともなふりが難関
9月がほんのり忙しくなりました。
ありがたい、頑張らねば。
1週目は毎日飲んだり音楽イベント行ったりして、とにかくリフレッシュできたからそろそろ引きこもる準備。なんだかいつも夏は忙しなく終わる。
何者かになりたいんだよなあ、みんな。
そして何者かからの承認欲求に飢えてる。
名前が残る仕事をしているわけでもなければ、なにかで賞を取って世間から認められるわけでもない。
世の中を変えたいなんて大きな気持ちは持ってないし、自分の文章で誰かの人生が気付かないレベルでほんのり幸せになればいいな、って思うけど、締め切り前はそんなこと考える余裕もなく、ただ淡々と形容詞を削ってトンマナを合わせてる。
誰かの頭に浮かべば勝ちだと思った。
恋愛でも仕事でも。
誰かになにか頼みたい、話したい、愛されたい、そんなとき頭に浮かべばもう勝ちだ。
勝ち負けなんてないけどさ。
本屋さんで大量の本に囲まれた時や、どんな映画が観たいか分からない時に私に連絡をくれる友達のことが、私はとにかく好きだし大事にしたい。
頭に浮かべてくれてありがとう、と
全力であれもこれも伝えたくなって
結果苦笑いされて、いつもごめんね、となるけれど。
何者ってなんだろうな。
自分にコピーライティングするとしたら、わたしはどんなコピーになるだろう。
文章を書くのは好きだけど
コピーを書くのは苦手だ。
一言にドラマは詰められない。
トリガーにすることだって難しい。
何者かになりたい、の
何者 の正体も分からないのに
だらだら思考だけ回るのって無駄なエネルギーだろうか。
わたしが今考えていることなんて、
髪の毛のハイライトがすごくいい感じになったことと、メイクがうまくいったことと、着てる服もすごくしっくりきたからご機嫌で、夜中まで仕事なのもったいない、誰かに会いたかったな、と、その程度。
自分事が苦手、と常々言ってるのだけど
そりゃそうだ、たまに自分のことすら他人事だ。
阿部仁美という容れ物を生きている感覚。
体調が悪い時や仕事がやばいときですら
まるで他人の人生を生きているような感覚になる。
みんなそういうことないのかな。
自分のためにこうしたい、ああしたいが無い。
流れて流れて行き着いただけの感覚。
一生地に足なんかきっとつかない