ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

行きずりの街で今夜は ぱっと飲み明かしてみようか

未来の話なんて無駄さ
化けの皮はもう剥がれたのさ

最近映画をよく観ているなあ。 

JOKERも人間失格もメランコリックも愛なき森で叫べも、どれにしても「狂気」が核となっている映画だからなのか、ずいぶんメンタルが疲れている。


すごく楽しみだったはずの音楽イベントもぜんぜん乗り気になれなくて、でも行けば気分変わるかな、と思ったんだけど、やっぱりなんかどんよりしてて、帰りに仕事する気だったのに、そのまま電車に乗り続けて帰宅してしまった。


諦めて早く寝よう、と
普段ならもう閉まっているスーパーに寄って、アルコール度数低めの缶チューハイ買って、映画を垂れ流そうと思ったんだけど観たい映画がサブスクになくて、2017年のクリスマスプレゼントとしてもらった映画のDVDを再生することにした。


彼に会ったのが2017年じゃなくて今なら、もっと共通言語があったのにな、と、たまに思う。まあそれも縁だからセンチメンタルな今だけの感情だということもわかっている。


だらっとした生活が描かれている映画が好きで、でもこういう映画は不得手な人も多そうだ。

自分は何者でも無い、と嘆くスーパースターの映画を5%のアルコール度数しかない缶チューハイを飲みながら観て、時刻はまだ25時。


昨日も長風呂したから今日はシャワーで済ませる予定が、結局長風呂をしている。


寝つきの悪さというか睡眠が下手なのが悩みなのだけど、こんなふうに1日に充足感を得られたら寝付きが良くなるかもしれないな、と思った。



メンタル不調和なときには過去に回帰したがるのがわたしの癖で、大学真ん中らへんで使っていたクルーズブログを読み返してみた。


恋愛のことしか書いてなくて笑ったし、あのときのわたしはまるで知り合いのあの子のようだ。

承認欲求の塊というか、とにかく誰かに愛されていたかったし誰かを愛していたかったみたい。


あんなに安心させてくれていたのに
嫌われるのが怖くて居なくなるのが怖くて
なんだか自分を守ってばかりのまま

結局居なくなってしまった人のことを思い返すと、そういえば私の恋愛が長続きしないのはここから始まったな、と思った。



社会人になってからは、そもそも大阪か東京に出る気だったから恋愛はしていなくて、出たら出たで付き合わないラフさに慣れて、付き合ったら続かなくて。


続かない理由が結構同じで、これは完全に自分に落ち度があるな、と思って

ちょっと過去を遡りながら因数分解したら、結局自分の余計な自意識が全ての原因で、チクショー、面倒くさいな、となりながら記録しとこうとブログ書いているのが今。



寒さのせいか暗さのせいか、目前に迫った30歳というかなり大きな節目の年齢のせいか、とても悲しい気持ちになることが多い最近。



最近あった良いことといえば、適当に買った柔軟剤がとても好みの匂いだったことくらい。


明日は下手しぃ徹夜の予感。
そうならないように早起きしたいという気持ちはあれど、どうかな、無理な気がするな。

thanks for comming! see you.