ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

箱庭に生きてる

誕生日を祝ってくれる人がもう居ないことを知る
誰のための愛じゃなく
誰のための恋じゃなく
乱暴なまでに僕はまだ君を好きで
残酷なまでに温かな
思い出に生きてる
箱庭に生きてる

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半年もブログを書かなかったことなんて今まであったかもしれないけど非常に珍しい。

書くことが何もなかったといえばその通りだし、書きたいことがありすぎて吐き出しきれなかったと言ってもその通りだ。


半年かけてゆっくりと、でもかなり環境が変わってしまった。それがストレスで不安でつらくて、外出不得意なわたしが1週間ほど旅に出た。

旅といっても行き先は自分が暮らしていた街で、正確にいえば暮らしていた頃よく行っていた街だ。

前回は結婚式で特急だったので、宿泊する関西滞在は2年ぶり。でも懐かしさがなくて少し焦った。この街に箱庭的な価値を求めてきたのに、と。

神戸に出かけて懐かしさを感じ、そういえば大学1,2回生の頃は梅田やなんばではなく三宮が多かったことを思い出す。

次回は三宮か西宮にステイがしたい。


31歳になった。

ここまでなにも感じない誕生日は初めてだ。
普段通り仕事をして日付が変わり、普段より少しハードに働く31歳初日。

30歳のベストスマイル写真を記念に載せておく。映画のロケ地でお酒を飲んで上機嫌の顔だ。


30歳で変わったことといえば
ワインと日本酒が飲めるようになったこと。

でもお酒を飲めるようになって
お酒を飲める友達が少なくなっていって


生まれてきたことを喜んでくれる人も居なくなるのかと思うと、どうにもテンションが上がらない。


自分よりもっと辛い人がいると分かった上で弱音を吐くと、本当にほんとうに鬱だなと思ってしまうくらい、なんにもできない日が続いている。

それをどうにかしかないと

この鬱が治らないのも知っている。


無駄な時間や憂鬱な時間は研磨の時間であると、わたしの好きな作家さんは言っていた。


過去の私のそんな時間は、たしかにそういう時間だったといまなら思える。

果たして2020年という空っぽの時間を
数年後のわたしは研磨の時間だったと思えるだろうか。

過去の自分がどんどん残らなくなってしまうので
何かしらこう言う記録はちゃんと残したい。

ここに何かを記すことが止まってしまうと
本当に全てが止まってしまう気がする。


今年もああいう笑い方ができる日を
少しでも多くつくれますように。

thanks for comming! see you.