知人に「美しい日本語を読みたい」とぼやいたら
ガーネットクロウの歌詞の日本語は美しいと言われ、
「なぜ私よりも年下のお前がガーネットクロウを語れるのだ」
と思いつつも、
とりあえずコナンの主題歌を音楽アプリでプレイリストを作成。
聴いたタイミングが「今」だから、という前提ありきですが
なんで私はこれを生で聴かなかったのだぁぁぁああ!!
ってなりました。
きれいですよ本当に。きれい。声も含めて。
タイトルは『mysterious eyes』の歌い出しです。
これと『君という光』は覚えたい。
よくあるサビしか知らんパターン。
"君という光 浴びて呼吸した 行く当てはふたりで探そう"
「君という光浴びて呼吸した」って。
なんやねんその無駄の一切ない日本語は。
君の存在がどれだけ大きいか、
それによって生きている自分の心地よさも伝わってくる。
素晴らしいなおい。
いま私の頭の中は言葉の飽和状態で、
しかも読むのは素人文章で、
もちろん私も素人なので、生意気なことは言えないんですけど
小説しばらく読んでないし
映画はこの前観たのが本当に久々だったし
音楽は聴いてるけど、作業用BGM的な感じだし
美しいものと少し離れてしまっていたんですね。
美しい美しいってお前は風立ちぬのジローさんかって感じなんですけど。
なんだかすごく心が洗われました。
思い付きと勢いで無理やり映画観に行っちゃったくらい。
件のガーネットクロウを勧めてくれた知人は
本当に音楽が大好きで、いろいろ教えてもらってんやけど
GOOD ON THE REELの日本語もとてもきれいでした。
「寒さに凍える人が好き」とか
「冬が似合う人が好き」って歌うんですよ。
喜んで凍えますよね。
「言葉はただの音でしかないよ 君に触れたいそれがすべて
生きてることに価値なんてあったら お金で買えるでしょ」
とかも歌っちゃうんですよ。
プロのライターさん(名乗ったもの勝ちなのでなにを持ってプロするかは判然としないんですけどね)が書いた文章だって
上手な文章だなとは思うんですけど、それだけなんですよね。
そしてもちろん自分が書く文章も。
小説家さんってすごいんだなって改めて思わされました。
本が読みたいのに
どうしても読めなくて
こういうときってお気に入りの本を読めばいいのだけど
仕事で読まなきゃいけないものを優先しないといけないから
それもあんまりできなくて。
行き詰まっているときは部屋を片付けるべきなんだけど
※実際クイックルワイパーすら1週間以上かけれていない・・・
それより寝たいし
たまっていく録画を消化したいしで
頭だけじゃないな。
心もいっぱいいっぱいだ。
年内は続くであろうこのばたばた。
2016年は少しおだやかに過ごせますように。