ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

アイスクリームを食べる冷たい唇が好き

分けてくれなくていいから

その唇をちょうだい

 

 

始発電車の音が聞こえるのに、眠るタイミングを盛大に逃してしまったので書いてみる。

 

さっきすでに原稿用紙10枚分のブログを書いたのでわりと疲れてるんだけど、でも書く。

 

 

ライブに行ってきた。

好きなバンドは数あれど、特別な存在のバンドは少ない。

その中のひとつ、GOOD  ON THE REELライブ。

 

ワンマンもフェスも行って、通算5回目。

それでもまた行きたいと思う。

 

 

書き出しのアイスクリームの唇の曲もGOTR。そんな可愛いこと言われてみたい。

 

 

体調崩すことが多くなって、

いよいよ身体壊したかと思う最近。

 

で、そういうときって人間うまくいかないもので、なんだかネガティブ思考全開。

 

そんなときに行ったライブだったから、

ああ、生きよう、頑張ろうと思った。

 

 

色々、色々考える。

いまの生活は自分1人食べさせることで必死で貯金もできないし、27になるのに情けないし恥ずかしい。

 

周りのみんなはわりといいとこ勤めてるからっていうのもあるけど、さすがにこのままじゃ結婚もできない。

 

 

好きなことがしたいなら、好きなことが不自由なくできるだけのお金が稼げて、きちんと休みが取れる仕事にしたほうがいいとも思うし、

 

今はすこし自分のベクトルもズレてるとはいえ、なにかを書く仕事を続けたいとも思う。

 

薄利多売の商売だから、お金や休みは取れないけど、わたしは他に武器を持っていない。

書くことが苦にならない。

それしかわたしが誇れるものがない。

 

辛いなあ。

 

好きに書けるわけでもない。

SEOを気にして、PV数を気にして。

仕事だから当然なんだけど、疲れるなあ。

 

こっちは時給も高いから、派遣にして時間に余裕ができたらまた前みたいにあちこちのサイトに寄稿してもやっていけるかなとも思う。

  

 

そんなこと考えてたタイミングで、生で音を聴いて声を聴いて言葉をなぞって、思い知った。

 

 

生きるだけなら仕事はなんでもいい。

 

でも、生きたいと思うには、わたしには必要なものがある。

 

音楽も映画も小説も、必需品じゃない。

それは嗜好品だ。

 

嗜好品は嗜好するに留めたほうがいい。

書くということを仕事にして痛いほど学んだ。

 

仕事にすれば、利益を出さないといけない。

そのためには利益を出せるやり方をしなければいけない。

 

そのやり方はあまり面白くない。

 

 

分かったけれど、だけどそれでも。

 

 

やっぱり嗜好品と携わりたい。

そうしないと生きていけない気さえする。

 

 

実際、心や体が疲れて疲れてどうしようもないとき、支えてくれたのは嗜好品だった。

 

 

守れない命があります

 

GOTRの曲の一節。

 

わたしは守られてきた命だ。

 

 

使いたい、きちんと。

 

 

 

 

thanks for comming! see you.