たまらなく この上なく愛しかったよ
簡単に水に流せない思い出
体の中がよろしくない。
いつも1,2週間分の食材をまとめて買って冷凍しているのだけど、買い出しにいけないまま冷蔵庫の中がほぼほぼ空になってしまった。
買い出しに行こうと思えば行けたのだけど、買って切って小分けにして冷凍するという一連の行動をこなす元気が、昨日のわたしにはなかった。
来週くらいに実家から野菜が届くとういうから、それがくるまで買い出しも控えたくて、結果最低限の食材や出来合いのお惣菜しかおうちに無い。おかげで太った。家に体重計がないので事実確認はさておき、太った気がする。
1週間のうち1,2回くらいお風呂にお湯を張る。出たり入ったり戸を開けて涼んだりしながら、気がつけば3時間くらい平気で入ってる。その間めちゃくちゃ水分補給をするわけだけど、水を飲んで汗をかいて、わたしは何がしたいんだろうな。まるで理科の実験でろ過するときにつかった「ろうと」みたいだなぁ、なんて思いながらお湯につかる。
眠りが訪れるのを待つ数時間、そしてお風呂につかる数時間、なにをしているかというとひたすらボーッとしている。
本を読むなり映画を観るなり、有意義な過ごし方はあるのだけれど、なにもしたくないのだ。ただただ時間を無駄に過ごしている。
最近は読みたい本にも中々出会えない。
これはヤバイと思って慌てて本屋に駆け込んで、フィーリングで本を手にとって何頁かパラパラめくって、これなら読めるかな、というものを買ったにも関わらず、1/6程度しか読み進まないまま積ん読リストに入ってしまった。
映画はちらほら観てる。
でも面白いな!いい映画だったな!っていうものには出会えていない。名画座にいこうと思っていたけど、多分今のわたしは何を観ても面白く感じないんじゃないだろうか。
とどのつまり、最近の自分、特に今日の自分はブレーカーが落ちる寸前だ。久しぶりにきたこの感覚は、昔よく感じたものだ。
こういうときは、何を食べても何を見ても何を飲んでも何を聴いても心があまり動かない。不機嫌で居たいから極力人にも会わない。不機嫌で居たいというのはわがままだろうか?それを人にぶちまけるわけじゃないから放っておいてくれと心から思いながら、わたしは1人で全力で不機嫌で無為な時間を過ごす。
部屋を片付けても太陽の外に出ても無意味だ。というかそれができるならブレーカーはまだ落ちない。
週末少し天気が不安だ。珍しく少し遠出する予定があるのに。そしてわたしの心模様も不安だ。どうにか雲間から光が差し込みますように。