ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

シーツには幸せのしわ寄せ

もうじゅうぶん楽しんで

今さら後には引けないな

ベッドには確かな温もり

洗ったばかりなのに

今さら引いても戻らない

シーツには幸せのしわ寄せ

 

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先週めちゃくちゃハードスケジュールで

※自己管理能力が低いだけ

今週すごくスロースターター。

 

 

久しぶりに神田の方に行った。

目的地は末広町

途中どうにもコーヒーが飲みたくて、神田で下車して歩いてmighty steps coffeeに寄って、コーヒー片手に秋葉原を突っ切って末広町へ。

 

秋葉原とかマジ2年ぶりくらいでしたが

相変わらず濃い街だ。

 

東京の好きなところは

街ごとに全然雰囲気が違うところ。

 

下北沢や高円寺でご飯なら

ラフな格好にスニーカーで行くし

 

銀座や丸の内でご飯なら

苦手だけどヒールを履こうかなってなるし

 

秋葉原の人はやたらリュックだし

丈の長さが微妙なボトムスを二つ折りとかしてるし

 

まあとにかく飽きが来ない街だ。

東京に飽きたら私はどこへ行くのだろう。

 

 

CINRAというカルチャーサイトが好きで

この日はCINRA企画のSNS展へ行った。

#もしもSNSかなかったら

このハッシュタグで色んな人の声を集めた

なんとも不思議な空間だった。

 

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携帯電話を持った15歳の時には

SNSなんてものは黎明期にすらなっていなくて

17歳くらいからmixiが流行り、twitterfacebookinstagramSNSを渡り歩いて来た。

 

それぞれ更新はそのうち疎かになるのだけど。

 

エムスペというHP作成サービスで

なんとなくhtmlをコピペしながらHPを作成したり(今思えばhtmlなんて知らない女子高生が簡単に作成できてたのだから、そのサービスの高さと若い脳の順応性とは恐ろしいものだ)もしていた。

 

 

携帯電話がスマートフォンに形を変え、

生活はSNSに依存している。

 

#もしもSNSがなかったら

 

もっと孤独だったかもしれない

でも

知らなくてもいい情報がつい気になって、見ない方がいいものに蓋ができなくて悲しむこともあった

 

人と人との繋がりに

一期一会なんて言葉がしっくりこなくなった

 

でもそれだけ気軽に繋がっていられることは

ものすごく幸せなことなのだとも思う。

 

 

正直疲れることの方が多いかもしれない。

でもそれは個人で疲れない使い方をすればいいだけで、わたしはそれができないだけだ。

 

リテラシーの高さとかじゃない。

 

 

どんどんどんどんルサンチマンになっていく

もともとペシミストの気があるのだから。

 

 

それでも「知らぬが仏」ができない。

知らない方が怖いのだ。

 

HPよりMPが大事。

なんて面倒なRPG

 

 

わかりやすくてごめんね

それはもう典型的な 失って初めて気付く系の

ありふれた気持ちで わかりやすくてごめんね

 

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どっちでもいいのに

そんな事はもうどうだっていいのに

もうやめた もうやめた

もうこんなことやってられるか

もう決めた もう疲れた

今日でやめてるよ クソ クソ クソ

あっ、嘘 こっち見て

ねぇ、ただ好きなんだ

ついにようやく言えたとも

今更なに言ってるんだとも言える

 

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5月やたら更新するなブログ。暇かよ。

暇かといえば案外そうでもないんだけど、書きたいことがめっちゃ溢れてきてます。いいのか悪いのか。

 

ずっとオルタナとかシティーポップの音楽を聴いてる2018年、一瞬メンヘラソングに傾倒したんですけど、またメンヘラソングに傾倒してきた。

 

前回はあいみょんとかshe is summer、メンヘラではないけど久々にsalyuとかも聴いてたんですよ。

今回はクリープハイプです。久々にずっと聴いてる。2015年あたりはめっちゃ聴いてたけど、3年ぶりに尾崎世界観に戻ってきた。

 

男のメンヘラ最高!って思うんだけど、わたしのいうメンヘラって束縛すごいとか愛情ありあまってDVぽくなるとかそういうのじゃなくて、女々しい男のことなんだよな。

 

わかりやすいのがback numberですよ。

あとmy hair is bad。マイヘアに至ってはもう開き直りとかストーカーチックなのとかあって本当に最高なんだけど、クリープハイプはそこにエロも入って来るから尚更たまらん。

 

女々しい男って愛しいんだよな…

 

先に言うとわたしは下ネタは得意ではない。下ネタというか下品な言葉を発するのは得意ではないんだけど、ただエロスというものについて語るのは好きだ。そこには人間の本能とか本質とかが潜んでいるわけですし。

 

 

話を戻そう。

 

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そもそも聴く音楽が変わるときって心境になんらかの変化があるときで、つまりわたしの心に変化があるわけで、つまりそれは新たなる登場人物が出現したことを指すわけだ。

 

 

ブログの更新頻度もそういうことだろう。

時間ができてネットで色々読むことが増えて、それで書きたい欲ぶぁぁぁああん!ってときもあるけど、この記事に関してはただの心境の吐露だ。

 

 

クリープハイプの「ただ」って曲なんだけど

 

今日でやめてるよ クソ クソ クソ

あっ、嘘 こっち見て

 

ってところがもう愛しくて愛しくてしゃーない。そして分かる。よく分かる。

 

もうやだ!とか思いつつ

どこかに行っちゃいそうになったら

タンマタンマ!待ってよ!ってなる。

 

いや別に今はもうやだとか思ってないけど

過去に恋人に嫌気がさしたときなんかは割とこのパターンあったなあとか思って。

 

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人間て承認欲求とか自己顕示欲とかエゴとか、そらもう様々な面倒くさい感情を持ってるわけですね。

 

だから音楽に限った話ではないのだけど

かっこつけてる作品がほとんどなわけさ。

女性の場合はヒロイン感出過ぎてるものが多い。

 

会いに行くとか幸せにするとか

会えないと震えるとかあたしはカブトムシとか。

 

そんな中ね、「嘘だよ、こっち見て」なんていう弱い部分をさらけ出しちゃうクリープハイプな。かっこいい。

 

そもそも女々しい男が好きだな、と思ったのはMr.Childrenの「HERO」って曲からだ。

 

”例えば誰か1人の命と引き換えに世界を救えるとして、僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ”

 

なんだよこれ、神曲だよ。

そんな正直なこと、全国民に届けちゃうんですよ、俺卑怯者で小心者だよって。言える?無理だろ、言えるって断言する人居たらもらってくれ!

 

 

女々しさを出せる人って正直であざといと思うんですよ。あざとい人って賢いからね、好き。

 

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尾崎さんは執筆業もしてるくらい

その文才というか、そういうものが高く評価されているのだけれど、赤裸々に表現できるって、そういうことだよなと思うわけです。

 

そんな赤裸々に感情ぶつけられてみたいし

わたしもぶつけてみたいし

 

そんなこと考えてたらクリープハイプばっかり聴いてた。

 

今度会ったらセックスしようとか

どうせ最後はそうなるんだから今できることをしようとか、紳士的という言葉がカケラも感じられない下心とか本能に共感したり欲情したりしてる。

 

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画像はCDのジャケ写なんやけど

「もうすぐ着くから待っててね」って

何年も聞いてないフレーズだなと思った。

 

そもそも異性を待つということが

ここ数年無いのだよな。

 

ここで言う異性は気のある異性ってことで、男友達とかは除外してる。

 

基本家が郊外なので誰かを連れ込むことはしないし(言い方が下品なのは見逃して)、そうなるとわたしが先方に向かうことになるので、「もうすぐらつくから待っててね」は、わたしのセリフなのである。

 

言われてみたいなあとふと思った。

 

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まあそんな生々しくて女々しいクリープハイプをひたすら聴いては「エモいなー」なんて感傷に浸ってます。

 

これまでの恋愛には恋人関係だったものやそうでなかったもの含めて、思い出の曲というものがあるのだけれど、それはとある1曲だったり、とあるアーティストの曲全般だったりするのだけど、今回はクリープハイプになるかなあ。

 

どれだけ不純だよ、と思いつつ、でもその突き詰めた欲望って一瞬まわって純粋じゃない?とかよく分からないこと考えてる。

 

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必要とされていると勘違いしてしまう

求められていると錯覚してしまう

 

そのときその瞬間は確かにそうなのかもしれないけど、その刹那的なものを永遠にはできない。

 

必要とされていると実感できる

求められていると安心できる

 

言葉を入れ替えるだけでこんなに変わる。

 

 

会えないなんて言わないで

やりかけのデスクワークは置いといて

会いに行くよ

リスケばかりで

フェルメール展はもう中吊りが外れてた

 

会いたいなんて言わないから

会えないなんて言わないで

 

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awesome city clubな気分。

シティーポップはどんなときでも軽快。

 

 

約束があるわけじゃないのに

会えないということが事前に分かるだけで

気分がグッと落ち込んでしまう。

 

 

恋愛が全く分からないと開き直って

結構な時間が経つ。

 

30,40歳なったら、ふらふら若い男の子と遊んでるかもねー!なんて冗談交じりで友人に言ったら、なんだかびっくりするくらい自分にストンと落ちてきた。

 

多分わたしはそういう生き方をするだろうな。

何を思って過去に恋人同士という関係をつくってきたんだろう。

 

恋人ってなんなんですかね。

法的な拘束力なんてないし、義務も責任もないよね、倫理的な問題でしょうか。

 

 

会いたいと思う人が居たとして、

会いたいと言ったことはないなぁ。

言えない性格、ビビり怖がり強がり気分屋。

 

 

顔が好きで 服が好きで 声が好きだ。

 

「愛して欲しい」とは思わないけど

「愛しいな」とは思って欲しい。

 

なにが違うんだろう。

 

彼女になりたいのかは分からないけれど

彼女ができて会えなくなるのは嫌だなと思う。

 

彼女にはなれないな、と思うけれど

彼女作って欲しくないな、とも思う。

 

仕事帰りにスーパーに寄って

あーだこーだ言いながら食材を買って

荷物を押し付け合いながら帰路につく。

 

わたしはそんな時間が好きだ。

どこに行くでも何をするでもなく

一緒に過ごす日常が好きだ。

 

 

家に帰って好きな番組を見ながらご飯を食べて 

汗を流して眠りにつく。

 

 

眠い眠いと文句をたれながら

蒸し暑い春の装いに着替えたら

たまたま似たようなコーディネートになって

憎まれ口を叩きながら駅まで歩いて

朝の通勤ラッシュに乗り込む。

行ってらっしゃい、と各々の仕事に向かう。

 

幸せな1日だったな、と思う。

欲張ってしまいたいと思うくらいに。

 

 

会いたいなんて言わないから

会えないなんて言わないで

 

誰かの意図でやるせない動き

この度はどうも 末長くどうか

誰かの糸で ぎこちないお辞儀

この旅はどうも 雲行き怪しい

誰かの意図で やるせない動き

 

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懐かしい写真〜5年くらい前。

Icloudの容量減らしてPCにバックアップとってたら紛れ込んできた。

 

 

久しぶりに日本語と対峙してます。

お仕事くれる友達ありがたい。

 

まあほんと、言葉ってクソ難しいなと改めて思いましてございます。

 

話し言葉を文章にしてみると

当たり前なんだけどよく分からんへんてこりんな文章になるんですわ。

 

じゃあそれをきちんと文章にすればいいのか、っていうとまた違うと思っていて。

 

ただの堅苦しい文章にならないように

違和感のない話し言葉はそのまま残して、読みやすく間違いの無いように調整して、話し言葉で出てくる生きたメッセージというものが消えないように。

 

まあそんな感じで

日本語好きぃ!あ、うそ!嫌い!なんなん難しいな!の無限ループな最近でござる。

 

 

日本語につまるとクリープハイプを聴きます。

タイトルも「イト」って曲から失敬してる。

 

そもそも仕事で行き詰まるときとかイライラするときとかって音楽のチョイス難しくて。

 

喜怒哀楽の「怒」を刺激してくるアートってあんまり無くないすか?

いや小説とか映画のストーリーには多分に含まれるんだけど、絵なり音楽なりって喜哀楽のどれかが多い気するんすよ。

 

クリープハイプはその怒を刺激してくれる貴重なアーティストなんですわな。

不平不満歌ってるとかじゃないよ!歌い方とか含めなんだけど、歌詞とか曲調がね、感情ぶつかってくる感じ。

 

イトは怒ではないけれど、

皮肉たっぷりで聴いてて居心地が良い。

 

あとね、もうね、言葉遊びがうまい。

 

誰かの糸でぎこちないお辞儀

誰かの意図でやるせない動き

 

イトっていうカタカナ表記には、どちらの意味合いも含まれていて、意図が糸で操って糸が故にこんがらがったりして。

 

そもそも私が日本語すげぇっなったのも

こういう言葉遊びに感動してからであるわけだから、クリープハイプが好きなのも然るべきというか。

 

 

やっぱり楽しいなあ眠くなるけど。

 

 

Like a サプールのHoliday

まだ寒い時期、なんとなくネットで見て可愛いなと思って、ほかに持ってないしいいかと思って買ったワンピースがある。

 

可愛いとは思うんだけど

なんとなく自分が着るのに違和感がある。

 

たまたま着てるところを見た友人は

珍しさもあって褒めてくれたけれど

 

なんか、やっぱり好きじゃない。

 

私は服に頓着のないほうで

買い物も得意じゃないし好きでもない。 

 

だからオシャレからは程遠い。

 

ただ、最近ようやく自分がご機嫌になる服装がわかってきた。

 

自分が好きと思うかはもちろんだけど

「こう見られたい」と思う理想を叶えてくれるものに近い服装、かな。

 

 

電車なり街中なりで見かけた

自分が「この人素敵だな」と思う人が

逆に「この人素敵だな」と思ってくれそうな服。

 

それがわたしのしたい服装だなと思った。

 

結局のところ人の目?って感じだけど

自分で自分の姿は見ることができないわけだし、他の人が見たときにどう感じるか、どう見るか、どう判断するか、で

 

わたしはこう感じられたい、見られたい、判断されたい!

 

と思うから

極力分かりやすい服でいたい。

 

 

細身のパンツに軽いヒールの

キャリった格好も嫌いではないけれど

 

Tシャツにゆるめのパンツにスポサンという

ゆるいチルい格好のほうが好きだ。

 

そもそもずっとショートヘアなのだって

そういうことだったんだろうと思う。

 

少しマイノリティーです、って

自分持ってます、って

アピールしたい気持ちが多分にあるからだと思う。

 

それが服でもできるようになってきたというか。

 

色もほとんどモノトーンで

たまにメガネとか帽子とかをつかってみたりして。

 

 

そうやって服で自分をうまく表現できた日は

遠回りしたくなるし帰りたくなくなるし

そして少し人にも心を開ける。

 

これがわたし!ベストオブわたし!

いまめっちゃわかりやすいよ!見て!って。

 

 

ファッションにめっちゃこだわりある人って

すごいなぁと思いつつ

自分とは違う世界だな、とか

そういう趣味の人なんだな、とか

少し距離を置いてきてしまってた気がするけど

 

勿体ないことしてきたな。

 

 

そんなこと考えてこなかったから

持ってる服では限界があって

でも服ぼんぼん買える余裕もないから

 

今日好きな服着れたな、ってときは

外に出かけたくたるわけだ。

 

サプールというのは

世界最貧国のひとつと言われるコンゴ共和国に存在する、"世界一おしゃれな男たち"といわれる集団だ。

 

年収の4割を海外の高級ブランド服につかうといわれているらしい。

SAPEULと書くらしいのだけど、「お洒落で優雅な紳士協会」という意味のフランス語頭文字を省略したものだとか。

 

サプールに属する人たちがするファッションのことはサップというのだけれど、このサップには3色以内のコーディネートが原則、というルールがある。

 

自宅から目的地(協会やBARなど)までの間、街中を気取ったポーズを取りながら歩く。

 

人から見られることを意識して、

服はもちろん、目線や歩き方にも気を配るらしい。

 

かっこいいな、サプール。

 

alaska jamというバンドの「fashion」という曲の歌詞が今日のタイトルなのだけど、like a サプールのholiday、なんて、もう素敵すぎる。

 

 

手持ちの服は少ないし、

高級ブランドの服なんて持ってないけど、

 

サプールのホリデイ。

たまにはそんな日をつくっていけたらいいな。

 

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ヒールを履くときに

靴下を見せるコーデが好きで

とくに白ソックスってめっちゃ可愛いと思って真似してみるのだけど、ファッジみたいにうまくいかないなぁ。

 

 

thanks for comming! see you.