ふと君のことを思い出した
あの日をなぞれば
何となくまた戻れそうになって なった
例えば誰かのイエスとノーに
惑わされるのは嫌だから
誰でもない、代わりのない
僕自身の基準で生きていたい
強く春風が揺らす心
ねぇ
エイプリル 僕は変わった?
エイプリル 君は変わった?
いつもいつまでも続いていくような
気がしていた午後
奇跡のように出会って
必然のように別れて
映画みたいにはいかない結末に
僕は 何を想う
誰かの幸せを願うほど 僕は優しくなくて
せめて僕だけはと思うのは おかしいのかな
4月に入ってからのわたしは
どうもわたしらしくない。
あれほど読まず嫌い(というか単に毛嫌い)していた実用書を読んでみたり、
毎回10日間程度で挫折するのに懲りずに手帳を買い、その手帳がまさかの暖色系統だったりしている。
2018年スタートしてからが
というかもう2017年のときからなんだけど
まあ不調だったもので
とにかく何かを変えねば!って思って
単細胞なわたしは本と小物を変えたのだ。
実用書を何冊か読んで何となくわかったことは
読んで良かった、と思えるものに出会うのは
小説より何倍も難しいということ。
小説なら、冒頭を少し読んで「掴まれた」と思うものや、その予感がするものを買えばいい。そうすればだいたいそれなりに満足のいく読書ができる。
だがしかしbut
実用書となると、自分が知り得たいものが明確だろうが不明確だろうが、冒頭少し読むだけでは意味がないので、とりあえず読み進めることになる。
それなりに読んでやっと読み進めるか否かの判断ができる。
読んで良かった!メモしよう!と思えるものもあれば、疲れるだけで何も得られず終わることもある。
小説に関して言えば、ストーリーはもちろんのこと、世界観や表現方法、語り口調に文章構成などなど、個々人の好みで評価が大きく変わるものでつくられているので、好みによる、の一言で終わるし、読んでいれば自分好みのものは何となく分かってくる。
かたや実用書となれば、万人に分かりやすく!が基本的な文章スタイルであるから、好みによります、では終わらないのだ。
だから探すのが難しい。
なんだかんだ沢山の人に読まれているものが
分かりやすくて実になる、と思った。
たかが数冊読んだ感想だけど、恐らく遠からずだと思うわけです。
どこかのロックスターが
「世の中で1番食べられているラーメンが世界で1番のラーメンなら、それはカップヌードルということになる」的な名言を残していて、
実用書はまさにこの皮肉られたラーメンだと思います。
人それぞれに良いものはあるから
1番を決めるなんてナンセンス
ってことを言いたいのだけど、
これはつまり小説に当てはまるわけで
実用書に至ってはカップヌードルが理想。
あとは日清なのかエースコックなのかとか
その程度の差です。
エイプリル 僕は変わった?
うーん、どうやら変わりたいとは思っているらしい。
mol-74というバンドの
エイプリルという曲が
2018年の自分の中のベストオブ春ソングです。
ちなみに発売は2016年。
とても美しくて
もう終わってしまったけれど、桜が散る頃に聴きたい曲です。ぜひ。