ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

会えないなんて言わないで

やりかけのデスクワークは置いといて

会いに行くよ

リスケばかりで

フェルメール展はもう中吊りが外れてた

 

会いたいなんて言わないから

会えないなんて言わないで

 

f:id:satton004:20180520021037j:image

 

awesome city clubな気分。

シティーポップはどんなときでも軽快。

 

 

約束があるわけじゃないのに

会えないということが事前に分かるだけで

気分がグッと落ち込んでしまう。

 

 

恋愛が全く分からないと開き直って

結構な時間が経つ。

 

30,40歳なったら、ふらふら若い男の子と遊んでるかもねー!なんて冗談交じりで友人に言ったら、なんだかびっくりするくらい自分にストンと落ちてきた。

 

多分わたしはそういう生き方をするだろうな。

何を思って過去に恋人同士という関係をつくってきたんだろう。

 

恋人ってなんなんですかね。

法的な拘束力なんてないし、義務も責任もないよね、倫理的な問題でしょうか。

 

 

会いたいと思う人が居たとして、

会いたいと言ったことはないなぁ。

言えない性格、ビビり怖がり強がり気分屋。

 

 

顔が好きで 服が好きで 声が好きだ。

 

「愛して欲しい」とは思わないけど

「愛しいな」とは思って欲しい。

 

なにが違うんだろう。

 

彼女になりたいのかは分からないけれど

彼女ができて会えなくなるのは嫌だなと思う。

 

彼女にはなれないな、と思うけれど

彼女作って欲しくないな、とも思う。

 

仕事帰りにスーパーに寄って

あーだこーだ言いながら食材を買って

荷物を押し付け合いながら帰路につく。

 

わたしはそんな時間が好きだ。

どこに行くでも何をするでもなく

一緒に過ごす日常が好きだ。

 

 

家に帰って好きな番組を見ながらご飯を食べて 

汗を流して眠りにつく。

 

 

眠い眠いと文句をたれながら

蒸し暑い春の装いに着替えたら

たまたま似たようなコーディネートになって

憎まれ口を叩きながら駅まで歩いて

朝の通勤ラッシュに乗り込む。

行ってらっしゃい、と各々の仕事に向かう。

 

幸せな1日だったな、と思う。

欲張ってしまいたいと思うくらいに。

 

 

会いたいなんて言わないから

会えないなんて言わないで

 

thanks for comming! see you.