ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

六韜三略「十過」

高校生のとき以来、

つまり約10年ぶり(!)にノロにやられまして

1週間程死んでました。

 

2016年からずっと行こうとしている

東京ディズニーランドへの夢、断念。

 

トイレに洗面器持ち込む辛さよ。

上からも下からも止まらない止まらない。

 

緑の液体吐いた時はほんとに焦った。

そんなに緑黄色野菜食ってねぇよ、って。

さすがにこれはヤバイやつじゃないのかしら、とググったら、胆汁?なんか胃液も吐ききってしまうと緑の液体吐くらしいっすわ。 

 

まあそんなこんなですが後半は

うどんとポカリを主食に漫画読んでました。

小説は紙がいいけど漫画はwebに移行。

 

東村アキコの『雪花の虎』を読んでて

無料お試し版だけなんだけど

まあとにかくそれを読んでて

記録しておこうと思ったのでスマホを握りしめている次第です。

 

大河ドラマの『女城主 直虎』が始まり

そろそろ『東京たられば娘』も始まり

戦国時代の女武将が主人公で、しかも作者は話題の新ドラマの原作者。

 

そんな追い風の真っ只中にある漫画。

 

戦国時代の有名な武将、

普通に教科書にも載るレベルの上杉謙信

これが主人公なわけですが

 

上杉謙信は実は女性だった説があるのね。

そんなわけで主人公、上杉謙信は女性として描かれている漫画です。

 

男の子として育てられるので

兵法書を読むシーンが出てきます。

 

その兵法書こそ、この記事のタイトルである

六韜三略』です。りく とう さん りゃく。

 

その中に「十過」というものが出てきて

すなわち十の過ちが記載されとるわけです。

 

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いやー

兵法書って何百年前なんでしょうか。

 

すげぇな。

 

わたし結構当てはまってるし

社会人5年やってて課題だなと思ってるところをズバリ言い当てられとるわけです。

 

ぴぇ〜

 

書いていきましょう。

 

1.勇にはやって死を軽んずるもの

2.短気でせっかちなもの

3.欲が深くて利益を好むもの

4.仁がありすぎて厳しさに欠けるもの

5.智はあるけれど臆病なもの

6.どんな相手でも軽々しく信用するもの

7.清廉であって人にもそれを要求するもの

8.智がありすぎて決断できないもの

9.意志が強くなんでも自分で処理するもの

10.意志が弱くなんでも人任せにするもの

 

わたくしは2,4,7,8,9です。

ウケるー過半数ー。

 

ちなみに知と智ってどう違うんだっけ、と思いググったんですが(1日何回ググるんやろう)

 

知:物事を認識したり判断する能力

智:物事をよく理解する能力

 

らしいっすわ。なるほ〜。

 

兵法書って読む人とか指摘される人を慮ってくれてるよね。

あなたは賢いから、逆にこうなのよ。みたいなフォローがきちんとできてる。

 

わたしは智が全くないという前提で

ちょっと紐解かせていただきますと

 

まず基本は短気でもせっかちでもないんですが、たまにめっちゃせっかちです。

 

仕事ではかなり時間に余裕持つ方なので

現地合流のぴったりの時間に同行者が来ると非常にイライラします。

実際に訪問するのはぴったりでも、その5分以上前には合流しておきたい。

 

 

で、仁もありません。

でも人に厳しくするの苦手です。

わたしの場合、それは仁があるのではなくて

その人に期待しないからだと思います。

 

期待しなければ、ハードルを越えられなくてもガッカリもしない。

過去に傷ついたことでもあったのかな、ってくらい他人に期待しないとこがある。

 

怒ると叱るの区別はつけられるくらい

冷静なほうだと思うのだけど

でもどちらもできない。

 

怒ってくれる人は優しい人だと

常日頃思います。

 

厳しくしないと、その人はいつまでもハードルを越えられないままなのに。

 

で、清廉でもありません。

ただ自分と同じくらいのものを求めるきらいはある気がする。

それを求めるというか、なんでしないんだろう、なんでできないんだろう、と疑問に思ってしまう。非常に性格ブス。  

 

おまけに智はないけど

いつも1つの答えを出さずにグレーにしてしまう。

 

というかわたしの考えが二律背反思考なので

正義も悪もないんですな。

正解も不正解もないんです。

 

 

さて、自分の1番の課題がここからです。

なんでも自分で処理する。

 

人に相談しないんですわな。

これでもプライベートではわりと自分のこと話すようになったんだよ。

 

仕事において、ですが

まーもうね、自分でぽいぽい仕事して

人に相談したり任せたりしないから

 

つまりわたしの仕事のクオリティーはいつまでも上がらないし、仕事量ばかり増えるわけです。

 

他人に指示してる暇があれば

自分でやったほうが早いと思ってしまって

てか任せるのが面倒で。

 

他人に任せると自分が思い描くものってできないじゃないですか。

わたしの仕事が結構一匹オオカミ業務だから尚更、上がってきたものを直さなきゃならんわけです。

 

指示して見守って結局完成品いじるなら

最初から自分でええやん、とね。

 

だから自分以外のアイディアを見逃しがちだし

他人に厳しくする機会も失ってるわけです。

 

直さねば、と思いつつ

転職してて部下やチームを持ったことがないので、なかなかその機会もない。

 

いやチームはあるか。

でも外部の請負の方々やから

厳しく言えずに1人仕事抱えてた気がします。

 

 

自分ではうまく言い表せない

欠点や課題っていうものが

六韜三略になんとも美しく書かれていて

言葉になると具体性が増して

 

ああ、覚えておこう と思いました。

人生の課題ですな、これは。

 

そんな独り言。

 

 

 

 

 

 

 

thanks for comming! see you.