ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

君が朝を愛するように

思いついて深夜バスに乗り込んだ。社会人になってもたまにお世話になっている。

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辿り着いた先は森、道、市場。

都市型のフェスしか知らないけれど、自分の中では1番好きなフェス。コロナでの開催延期を経て、いろんなバッシングがある中での開催。


暑い中マスクをするのは中々につらいものがあるのだけれど、マスクが普段着となっている今、それなりに耐久もついたよう。


ずっと生で聴きたかった折坂くんを聴いて、ついうっかり涙が出そうになった、比喩じゃなく。


歌のうまさはもちろんなのだけど、また寝付きが悪くなってしまって寝不足の身に、「君が朝を愛するように」というまっすぐ投げられた言葉に揺れたのだろう。


日が落ちたステージでのアジカンで、観客みんなが両手をあげた光景にも感動した。

ああ、この光景が見たかった、と。


2日目は友人の出店先に顔を出し、懐かしい人たちとの再会を楽しみながらゆるゆると音楽を楽しんだ。

ノンアルコールでもなんとなく気分は出るものらしい。

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芝生でゆるっと聴くクラムボンは最高だった。いつだって優しい言葉と声に、どれだけ癒されてきたかを改めて実感。

つづけるを つづけてゆく

そんなシンプルな歌詞が頭の中に飛び込んできた。


言葉や文章が好きな私は、BGMだとてフェスの喧騒の中だとて、そのとき自分に何か考えさせる言葉は必ずキャッチしてくれる耳を持っている。


つづけるをつづけてゆく

ああそうか、人生って、わたしがしてきたことって、これからしていくことって、そうなんだな。と

憑き物が落ちたように

耳から頭から心へすとんと落ちていった。


自然の中で
音楽を聴いて
おいしいものを食べて、飲んで
陽に焼かれて、汗を流す


こんな健康的なこと、ほかにないよな。

thanks for comming! see you.