ペトリコール - forget me not -

雨上がりの匂いと勿忘草

わたしたちはいつでもハッピーエンドを待ってるの

夢中にならないで共謀しよう

余所行きの声を出したり

粧し込んで朝を迎えて

下手な過去にしてしまうなら

使い切りの楽園でいいわ

難しい口づけをしたなら

戻れないわ簡単でいいの

ぬるくて狭いユートピア

幸せだったわよね 

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久々にハマった音楽が明らかなるドロ沼ラブソングで笑う。私はどうにも真っ当な恋愛に向いていないらしい。

 

夢中にならないで共謀しようっていうのはここ数年の私の赤裸々事情そのままだ。夢中になってもろくなことがない、夢中になるべきでない。そんな使い切りの楽園を泳ぐ日々。飽きもせず、傷つかないし傷つけもしない。慮らないし、思いやられない。こうやってどんどん自分勝手になって、どんどん他人を思いやれなくなって、私の死に様はきっとろくなもんじゃないだろう。

 

長生きを見越していないから、長い目で物事を見ることも将来を不安に思うことも苦手だ。

 

慮らないとは言っても、対面しているときは愛着くらいはあるわけだし、その愛着が恋しくなるときだってある。でもそれは飲み込めてしまう程度のもので、二人称の相手に伝えることではない。

 

行間を読み取れる人が好きだ。その人の行間を私が読めて、私の行間をその人が読める関係がいい。そういう人は往々にして長い縁になる。同性だろうが友人だろうが男女だろうがなんだろうが。波長が合うとはそういうことだよな、と常々思う。

 

最近仲良しの行間読み合える人は、そういえば巳年でB型だ。星座は違えど、誕生日が1日にズレていたら星座も一緒だった。同じ匂いを読み取るのかな。自分が「この人面白いな」と思える人が、似たような星の元に生まれていると思うと嬉しく思う。私も面白い人間だと思えるから。

 

帰り道に缶ビールを買って、それを飲みながら夜の道を歩いた。お酒は飲めど、ストリートドリンカーは初めてしたなあ。BGMはきのこ帝国のクロノスタシス。350mlの缶ビールを買って君と夜の散歩をする歌だけど、私は1人の散歩道だった。

 

春になって、まるで発情期の猫ですか、ってくらい、気まぐれに気ままに街を歩いてセンチメンタルに浸ってお酒に逃げている。寂しいと感じることはいいことだ。私に圧倒的に足りない感情だと思う。でもそれより面倒くさいが勝ってしまう。飲み足りない気持ちで早めの帰路についたらお風呂にお湯をためて、いつもよりゆっくりお風呂に入る。チャットモンチーテルマエロマンを聴きながら、適当な入浴剤で身体を温める。

 

お酒かお風呂か長い散歩が、私の仕事以外の生活。いつも月末に〆切ラッシュをこなすから、月初はのんべんだらりとしてしまう。それでまた首が締まるのだけど。仕事以外に仕事のツールや履歴書代わりになるコンテンツ作りにも精を出したい。これはこれで骨が折れる作業なのだけど、仕事のように制限が無いぶん、こっちの方が好評だったりするからうまくいかないもんだ。

 

暗がりに喜んで 交換しようか口腔内

 

thanks for comming! see you.